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プロフィール
野口晃一
野口晃一
BizAsia(ビズエイジア)株式会社経営。
深夜特急に憧れてアジアを旅する学生時代。
香港の活気、ベナレスの混沌、アンコールワットの
静寂。。。そんなアジアが好きです。
中央大学を卒業後、カード会社で人事を11年間。
在職中に亜細亜大学大学院にてアジア人事のテーマで
論文を発表しMBAホルダーに。
日本酒フリーク。体育会系飲んべえ。1升は空けます。
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日本が観光立国になるためには? no.12

2015年05月01日

みなさんこんにちは。
一部の方は、ゴールデンウィークのお休みに
入られている方も
いらっしゃるのでは、無いでしょうか?
この時期は、本当に過ごしやすく、いい時期ですよね。
是非、良い休暇を取って頂きたいものです。

先日、観光庁から
2014年の『訪日外国人の消費動向調査』が発表されました。

全体的な数字ですが、
平成26年
訪日外国人数       1,341万人(前年比29.4%増)
訪日外国人の旅行支出 151,174円(前年比10.6%増)
訪日外国人旅行消費額 2兆278億円(前年比43.1%増)

となり、人数金額ともに前年と比べ、大きく伸びました。

なぜ日本に旅行に来るのか、との質問に、
やはり、円安によって、日本=今がお得との考え方を持っている
外国人が多くいます。

実際、どれだけお得か、それを今回見ていきたいと思います。
中国の所得水準と円安の構図を見て頂ければ、一目瞭然です。

例えば、中国の所得水準が年10%成長とし、
円と元のレートを推移と合わせて見てみましょう。
              2010年   →   2015年
レート        1元13.35円     1元19.57円 
所得            100          161
レート×所得       1335         3151

以上の数字を見ての通りです。
仮に日本旅行の飛行機代が、1335とすれば、
2010年は、1335の金額をすべて飛行機代に消えてしまったものが、
5年後の2015年には、1335を飛行機代に使っても、
残り1816もお土産に使うことが出来るのです。

実際、飛行機代はLCCのおかげで、
2010年よりも今の方が、安くなっています。
ビザの緩和もあります。
これは観光客も、消費額も増えるはずですよね。

円安はいつまで続くかわかりませんが、
LCCはさらに増えることでしょう。
また、なんだかんだと中国は7%の成長。
さらにこのお得感は続くことと思います。

今年1年どれだけ観光客が増え、どれだけ消費額が増えるか。
見守っていきたいものですね。




  • Posted by 野口晃一 at 19:04│Comments(0)
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