たまりば

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プロフィール
野口晃一
野口晃一
BizAsia(ビズエイジア)株式会社経営。
深夜特急に憧れてアジアを旅する学生時代。
香港の活気、ベナレスの混沌、アンコールワットの
静寂。。。そんなアジアが好きです。
中央大学を卒業後、カード会社で人事を11年間。
在職中に亜細亜大学大学院にてアジア人事のテーマで
論文を発表しMBAホルダーに。
日本酒フリーク。体育会系飲んべえ。1升は空けます。
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Posted by たまりば運営事務局 at

中国が日本を買いまくっている?

2011年03月02日

早くも3月ですね。
弥生の語源をご存知ですか?
弥生とは「木草弥や生ひ月」、略して弥生。
先日皇居の周りを走っていたら、一部の桜のつぼみが
膨らんできていました。もうすぐ春。
心も春めいてきますね。

今年に入って、様々な新聞やマスコミで、
中国が日本を買いまくっている、という記事をよく見かけます。
はたして本当にそうでしょうか?
そうであれば、たとえ、経済自由化と言っても由々しき問題。
心配ですよね。
数字的に見てみたいと思います。

確かに、今、中国は好景気、インフレになっています。
昨日も「中国人民網」の記事で、
「北京の土地でアメリカ全土が買える」なんて記事もありました。
北京は現在土地がバブル気味で、
試算によれば、全部を売買すると約17兆ドル。
アメリカのGDPが14兆5000億ドル。
ちょっと、乱暴ですが、北京市を売ればアメリカ経済を
買える計算になります。
以前、バブル時の日本も、「東京ひとつでアメリカが買える」
なんて話がありました。
それだけ、中国の資力は強くなっているのも事実です。

では、本題です。
実際、中国が日本の企業や資源を買い漁っているのでしょうか?
昨年度、日本が中国に直接投資した額は42億ドルでした。
逆に、中国が日本に直接投資した額は、、、2億ドルです。
確かに2億ドルという額は、前年比では2.2倍。倍増です。
ですが、日本が中国に投資した額の方が20倍以上もあるのです。
日本の方が20倍も多く中国の案件を買っているのが事実なんですね。

安心した方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ただ、これから、ますます増えることは事実です。
将来的には、別に対中国というわけでなく、
日本として、国益を守る法律を作っておく、
または予防線を張っておく必要があるのかもしれません。

  
タグ :中国


  • Posted by 野口晃一 at 15:09Comments(0)