野口晃一のアジア・中国情報

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最近は寒くなったり、暖かくなったり。
この時期になると、大学受験の頃を思い出します。
家族が自分のために、風邪をひかないように、
栄養を取るようにと、気を遣ってくれたこと。
当時は、恥ずかしさから反発していましたが、
今なら、素直に、ありがとう、と言えそうです。

今日、日経新聞の付録に、東京圏異文化マップ、というものが
ついてきました。
東京の各地に国々のコミュニティが出来ており、
そのコミュニティを紹介していました。
池袋の中国人街、大久保のコリアンタウン、
西葛西のインドコミュニティ。
統計によれば、毎年7万人程度、在日の外国人は
増えているそうです。
その傾向は更に高まる事でしょう。

よく、外国人が増えると犯罪が増える、とも言われます。
あながち、間違えではありません。
ただ、日本人で居を構えてくれる方のほとんどは、
日本が好きで来てくれている方がほとんどです。
報道では悪しき人が取り上げられやすく、
良い人は取り上げられにくい
そのためにイメージが悪くなっていることもあります。

最近、国のあり方として、とみに思うことがあります。
『日本人でありたい国、日本人になりたい国』
とシンプルに考えることが大事かなと。
勿論、政治も大事ですが、我々一人一人が意識すれば、
出来ることかなと。

外国人も人間です。
優しくされたり、困っていることを助けてもらったり。
ちゃんと、日本の文化を説明してくれたり。
日本にいたい、日本のために貢献したい、と思います。
逆に冷たくされれば、心は離れます。
当たり前のことです。

今後、世界はますます、ボーダレスになります。
日本だけがその流れに逆らうことはできません。
ならば一層、日本のファンを増やすこと、いい関係を築くことが
大事だと考えます。

日本人は更に、日本人でずっといたい、
海外の方には、自分も日本人になりたい、
勿論、自分も日本人でずっといたい、と思っています。
そう思ってくれる日本にしていきたいものですね。

代々木上原のモスク  

2週間ご無沙汰してしまいました。
この時期は、年末調整の処理とか償却資産の処理とか。
本業以外の仕事が面倒です。
国やお役所も簡素化を考えてほしいものです。

愚痴はこれまでにして、今日は明日から始まる、
『春節』についてお話をしましょう。

春節とは、旧暦でいうお正月です。
中華圏のヒトは、こぞって田舎に帰るのがならわしです。
とある新聞によれば、のべ２８億人がこの時期に移動する、と
ありました。
すさまじいですね。
中国の友人から聞いたのですが、この時期の電車は大変らしいです。
立ったまま、ご飯を食べたり、用を足すこともあるそうです。

春節には、餃子を食べるならわしがあります。
勿論、水餃子です。
家族で水餃子を。なんかほのぼのですね。

明日以降、銀座やお台場では、
中国人観光客が多くなりそうです。
たくさん、日本の綺麗な風景を見て、
たくさん、日本の美味しいものを食べて
たくさん、日本のよさを知ってもらって。
そして、日本のファンになってもらって。
そして、たくさん、お金を落としていってくれるといいですね。


水餃子！