日本が観光立国になるためには?no.6

野口晃一

2014年07月12日 13:31

こんにちは。
ワールドカップも佳境ですね。
見ていて、やはり日本と世界にはまだまだ差があるな、と感じます。
自分なんかは、本当にサッカー素人ですが、
スピード、テクニック、パワー、どれをとっても
一流選手は、やはり一流と言われることがわかります。
伝統や競技人口の違いもあるのでしょうね。
これは致し方なしかなと。

ただ、さすが、日本。
観戦マナーについては、
超超超一流だったようですね。
これもある意味伝統。
伝統を大事にしていきたいものですね。

前文が長くなりました。
早速本題に入りましょう。
つい先日、東京商工会議所主催のセミナーに行ってまいりました。
その名も“進化する国内旅行 新しい観光資源の創造”です。
セミナー講師はJTBさん。

内容的には、地域密着型の国内旅行企画がメインで、
どの様に、地域コンテンツを企画するか、というところに
主眼が置かれていましたが、学ばせて頂くところ、
ヒントがところどころにありましたのでご紹介ます。

大きなポイントは、インターネットの普及とLCCの拡大。
インターネットの普及についてですが、これは、言わずもがなかと思います。
インターネットの普及につれて、消費者は必要な情報、また最新の情報を
いつでも取れるようになったわけです。
ネットが無い時代は、ある意味押し売りです。
用意された商品を代理店が、ある意味恣意的に売ることが出来ました。
しかし、ネットの時代になってからは、
消費者が本当に望む商品やサービスを自ら探しアプローチしてくれる、
そんな時代になったわけです。

またLCCの拡大も大きい。
どんどん旅が気軽になるわけです。
また、地方空港もチャンスが広がります。
それまでは、成田、羽田がプラットホームで、
それを起点にコースを考えなければならなかったものが、変わってくる。
九州や東北にも1時間足らず、それも安く行けるとなれば、
ちょっと足を延ばして、なんてことも考えられます。
実際、『お金を落としてくれるなら、送迎飛行機出しますよ』、
なんてことも考えられるようになるワケです。
下手な広告宣伝費を使うより、送迎飛行機にお金を使った方が、
いいかもしれません。

これから東京オリンピックまでの6年間のビッグチャンス。
着目するところを着目していけば、
より大きなチャンスをゲットできるかもしれません。
色々とアンテナを巡らせて、情報を得ていきたいものですね。