たまりば

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プロフィール
野口晃一
野口晃一
BizAsia(ビズエイジア)株式会社経営。
深夜特急に憧れてアジアを旅する学生時代。
香港の活気、ベナレスの混沌、アンコールワットの
静寂。。。そんなアジアが好きです。
中央大学を卒業後、カード会社で人事を11年間。
在職中に亜細亜大学大学院にてアジア人事のテーマで
論文を発表しMBAホルダーに。
日本酒フリーク。体育会系飲んべえ。1升は空けます。
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Posted by たまりば運営事務局 at

『ガイコクジン』と仕事をするということ part.4

2013年06月25日

こんにちは。
今年の夏は暑くなるのでしょうかね。
毎年毎年年々暑くなっている気がします。
これは温暖化が原因なんですかね。
これ以上暑くなると、
日本固有の生物の生態系も変わってしまいそうですね。

今回は引き続き、採用に関することをブログに書いていきたいと思います。
今回のテーマは書類選考。
実際外国人雇用をする際、どの点に気をつければいいか、
ちょっとお話していきますね。

まず、大きく意識をしなければいけないのは、
日本人は世界でもまれにみる真面目で倫理観のある人種だ、
という点です。
実際、自分はこの仕事をする前は、
大手カード会社で人事をしていました。
新卒採用、中途採用。
様々な方の履歴書を見てきました。

日本人はまず、履歴書に記載してあることと、
実際のその人の人柄はそれほど相違ないのがほとんどです。
その人の経歴・職歴然り、自己分析然り。
多少自己分析に関して、
水増しされていることは少なからずありますが、
経歴や職歴に関しては、ほぼ間違いがないと言っても
過言ではないでしょう。

それが、ガイコクジンになるとどうか。
結構、経歴や職歴をごまかしたりします。
実際、自分もこの仕事を始めたばかりの頃は騙されました(笑)。

実際、日本人の殆どは、外国の大学のレベルは、
相当有名でない限りわからないのが現実です。
それをいいことに出身大学をごまかしてくる輩は、
少なからず存在します。
また、職歴も実際肩書が無かったにもかかわらず、
肩書を書いてくる輩もいます。

採用する側はかならず、その国のある程度の大学のレベルについては
認識しておく必要があるかと思います。
また、もし、知らなかったとしても、
面接時に、知り合いで同じ大学、同じ年の人を知っている等言って、
カマをかけてみたりするといいでしょう。

職歴・肩書に関しても、面接時に部下が何人だったかとか、
どんな職務だったか、突っ込んで聞いてみたり、
一日の仕事についての説明を促したりするなどして
確認する必要があるかと思います。

実際、弊社においては、
その国出身のメンバーに事前に見てもらい、
問題がありそうであれば、
面接で何を指摘すべきかをチェックしておきます。

結局のところ、書類というのはあくまでも書類であり、
その本人の人柄、遂行能力、人間関係構築力は会って、話して
判断するしかありません。

ですので、書類選考はあくまでも足きりの道具、
在留資格の確認、年齢や属性の確認、
面接の下資料と考えて対応するのがよいかと思います。
  


  • Posted by 野口晃一 at 14:15Comments(0)

    『ガイコクジン』と仕事をするということ part.3

    2013年05月29日

    5月もいよいよ終わり、
    来月から6月ですね。
    今年は梅雨入りも早いとのこと。
    今のうちに、衣装替えをしておかないとですね。

    早速ですが、前回は採用における人材スペック決めのお話をしました。
    今回はどうやって採用求人の広報するか、
    についてお話をしていきましょう。
    実際、採用求人の広報をしてくれる会社はたくさんあります。
    大手のリクルートを始め、中小の人材採用会社、
    また企業では無く個人としてブローカー。

    どれがベストか。
    それは予算、してもらう仕事にもよると思いますが、
    なるべく専門性の高い、また質の高い業者に
    お願いするのがいいでしょう。
    結果的に、本当に欲しい人材にアプローチできるか否かで
    完全に母集団の質が変わります。
    母集団の質が悪ければ、当たり前ですが、
    採用する人材の質も必然的に落ちます。
    卒業した学校や在籍している学校で人を判断することは出来ませんが、
    やはりある程度の学歴はある程度の判断基準になります。
    ちゃんとそのあたりにアプローチできる業者を選ぶのがベストと考えます。

    また、ある程度、定期的に採用を考えている場合は、
    大学や大学院の教授と懇意にしておき、その方からご紹介いただく、
    というのも方法としてはいい方法です。
    実際、対象者の仕事に対する姿勢を教授は見ています。
    人柄も見ています。家庭環境なども大体わかっています。
    また、ヒトとの繋がりがあることで、離職率を低く抑えることが出来ます。

    ただ、この方法については気をつけなければいけない点もあります。
    実際あった話ですが、教授がどこにも就職できない学生を
    弊社に押し付けてくることがありました。
    義理で一旦引き受けたものの、職業意識は全くなく、まわりとの協調性も無い。
    酷いものでした。

    方法論は様々ありますが、採用求人の広報については、
    如何にタイムリーに、リーズナブルにいい母集団に
    アプローチできるかに尽きます。

    弊社は小規模ですが、
    4月入社の採用面接に来てくれた
    留学生の在籍校、卒業校は、
    一橋、東工、早稲田、慶應、上智等々。
    1週間の告知で20名前後。

    その中から非常に優秀、人柄の良い人材が
    採用できたと思っています。
    企業は人なり。
    大事なことですね。

      


  • Posted by 野口晃一 at 14:27Comments(0)

    『ガイコクジン』と仕事をするということ part.2

    2013年05月14日

    5月もはや中旬。
    いい季節になってきましたね。
    この時期になると、カラダを動かしたくなりますね。
    実際、自分も最近朝走る事としています。
    朝起きるのはツライですが、走ってしまうと一日が清々しい。
    頭もクリアにありますし、お腹も健康的に空きます。
    いいことですね。

    早速本題に入っていきましょう。
    前回、新しいメンバーの採用面接について簡単にお話を致しました。
    弊社の、採用活動は、以下の様に行っています。
    1.必要な人材スペックぎめ
    2.そのスペックを具体的に明示し、各種広報
    3.書類選考
    4.面接
    5.プレゼンテーション
    6.採用面接
    これは、正社員であろうと、アルバイトであろうと、
    手順については同じ手順を踏みます。

    今回は1.必要な人材スペックぎめを見ていきましょう。
    日本人とガイコクジンの大きな違いですが、
    一概には言えませんが、
    概して日本人はジェネラリスト、ガイコクジンはスペシャリスト志向が強い。
    日本人は異動についてさほど抵抗感が無い。
    職種が変わることもジョブローテーションとして前向きにとらえることが出来ます。
    反して、ガイコクジンは、異動についての概念が薄い。
    ある意味、異動=左遷というイメージ。
    応募した職種の仕事以外のことをさせられれば、
    それが、自分のキャリアにならなければ転職を考えます。
    そのため、必要な人材スペックを明確にして
    募集をかけて、その部分のあてはまる人材を採用せねば、
    結果的に本人の希望とミスマッチを起し、すぐ辞められてします。

    よくガイコクジンは定着率が悪い、という声を聴きます。
    それは、日本人ほどロイヤリティの高い人種はいないのと共に、
    そのミスマッチが拍車をかけているのではないかと考えます。

    実際、弊社も以前はある意味優秀だ、ということで
    様々な人材を採っていた時期もありました。
    やはり離職率は高かったと思います。
    その人に何をしてもらうか、何で成果を出してもらうか。
    多少の欠点は目をつぶる。
    通常の仕事に支障が無ければ致し方ない。
    あくまでもスペシャリストとしての能力を評価する。
    そう考えて、採用募集を行う必要があると考えます。



      


  • Posted by 野口晃一 at 11:27Comments(0)

    『ガイコクジン』と仕事をするということ part.1

    2013年03月22日

    春らしい陽気になってきましたね。
    早いもので、3月も中旬過ぎ。
    隅田川沿いには桜が咲き始めています。
    居酒屋さんに行けば、新物のホタルイカやフキノトウの天ぷらなど
    春らしい食材が出回ってきました。
    もう春ですね。

    先日、弊社ビズエイジアでは、お客様も増えてきたということで、
    中国語講師の募集をかけました。
    1週間の告知期間で、
    3人の定員枠に22名の応募。
    東大、東工大、一ツ橋、早稲田、上智、慶應。。。
    優秀な留学生、社会人が応募してくれました。
    4月に向けていいスタートが切れそうです。

    面接して思うことですが、
    やはり、日本人と外国人は大きな違いがあるな、と感じます。
    自己アピールの違いがやはり大きい。
    あと、職業観。
    最初に断っておきますが、
    どちらが良い、悪いということはありません。

    実際、日本人が画一的な答えをするのに対して、
    外国人は、独自性が強い。
    また、キャリアも学生時代の過ごし方も様々。
    まあ、型にはまらないというのでしょうか(笑)。
    その分、優秀な人と、そうでない人の差が激しい。
    優秀な人は、将来を見据えてますが、
    そうでない人は目先のものしか考えていません。

    もし、みなさんも外国人を面接をする機会があれば、
    自分の将来、キャリアについて聞いてみるのが
    優秀か否かを見分ける一番の質問ではないかと思いますので、
    是非試してみてください。

    実際、企業は人なり。
    優秀な人材あって企業は発展しますし、
    社会の公器にもなれると思っています。
    良い人材をちゃんと選別し採用すること。
    大事ですよね。

    次回はこの採用面接について、ちょっと突っ込んで話をしてみましょう。  


  • Posted by 野口晃一 at 15:59Comments(0)

    起業するということ Part.5

    2013年01月15日

    みなさん明けましておめでとうございます。
    年も明けて、早や2週間。
    1年の計は元旦にありということで、
    みなさん今年の計画は立てられましたでしょうか?
    自分は、立てました。
    計画を立てるとやるべきことが明確になるものです。
    今年もいい年にしたいものです。

    前回、実際の行動、特にヒトについて述べていきました。
    今回は、起業後の営業活動について述べていきましょう。

    最初に断言しますが、起業したばかりの頃の営業活動は甘くありません。
    業種にもよるとは思いますが、実績が無い以上、
    相手にされない、といっても過言ではないでしょう。
    起業したての頃は、希望に満ち溢れ、また、誰しも自分の力を過信しています。
    ですが、それが打ち砕かれます。
    実際、自分もそうでした。
    門前払いだらけでした。

    中には、前職から営業先を引き継ぐことが出来たり、
    ラッキーパンチでうまくいくケースもあるかと思います。
    ただ、それもそのまま軌道に乗ることはまれです。

    よく考えてみてください。
    組織自体出来たばかり。
    サラリーマンだったころは、
    今まで周りがやってくれたこと全てを
    自分でやらなければならないのです。
    トラブルも想定外のことも起きます。
    いろんなところに目や気を配らなければならないのです。
    味方もできますが、敵もできます。
    一筋縄ではいきません。
    そんな状況下で思い描いた営業活動が出来るか、といえばそんなに甘くありません。

    では、どんな営業活動をすれば、いいか。
    私が思うに、答えはひとつ。
    誠実に、一生懸命、逃げずに小さな仕事でもやるしかありません。
    これだけです。
    結局は、どんな仕事でも誠実に精一杯やるだけです。
    もちろん能力の違いはあると思います。
    ただ、どんなことでも経験をさせて頂き、実績を積み上げる。
    大きな仕事はそれからです。
    経験や実績を積むことで信用を得ること。
    それがなによりもの営業活動です。

    時々、起業したての方で、忙しがったり、
    自分を過信したりしている方も多くいます。
    正直、そんな方は起業、会社経営をあきらめた方がいいと、
    いつも思います。
    世の中には、“起業の先輩”がたくさんいらっしゃいます。
    高校や大学のクラブ活動と一緒で、
    起業した先輩も苦しい時期を乗り越えて今の立場にいるのです。
    実際、起業したての方は新入部員と一緒。
    上には上がたくさんいるのです。
    正直、見透かされていますし、
    忙しがっていたり、過信していたら、
    その人の限界を感じ、仕事なんてくれません。

    最初の頃はどんなに忙しくても、どんな仕事でも受ける。
    謙虚な気持ちを忘れず、いいアウトプットを心がける。
    電話にもすぐ出る、呼ばれればすぐに行く。
    寝てるヒマあれば、仕事。
    力を出し惜しみなどしない。
    心より感謝する。
    テクニックはその後です。

    自分も正直まだまだです。
    立派な起業の先輩になれる様、
    努力を惜しまないつもりです。

      


  • Posted by 野口晃一 at 19:21Comments(0)

    起業するということ Part.4

    2012年11月17日

    11月。霜月。
    なぜ、霜月か。
    有力な語源は『霜が降る月』ということが有力らしいですね。
    東京を中心に考えてはいけないのですが、
    11月の平均気温からすると、霜はなかなか降りそうもないですね。
    昔の気温はもっと低かったのでしょうね。

    起業することをシリーズでお話をしてきました。
    企業理念を立て、事業計画を作り。
    次は実際の行動です。

    まず、先にやらなければならないものは何か。
    ヒト・モノ・カネ・情報集めです。
    やはり、一番大事なものはヒトです。
    ここを間違えてしまうと、取り返しのつかないことになります。
    今回は起業時のヒトについて書いていきましょう。

    自分も最初4人のメンバーで起業準備に入りました。
    今振り返ってみると、起業時のメンバーというのは、
    何はともあれ、ある程度、打たれ強い人間がいいと思います。
    実際、起業時にはいろいろな意見の相違、対立もおきます。
    計画を立てていても予測し得無い事、
    またタスクの進捗が遅れることもあります。
    そのことについて、人間どうしても言い訳や
    メンバー同士、他人のせいにすることも出てきます。
    そんな時、他人をリカバリー出来る、またドンと構えてられること、
    そんな人が必ず必要です。
    優秀だからといってメンバーにすると痛い目を見ることがあります。
    メンバー選び、かなり大事です。
    相性も必ずあります。

    また、外部にも厳しく指摘をしてくれる人、
    その上でサポートしてくれる人も必要です。
    まわりの人はだいたい90%は冷めた目で見ています。
    人の不幸は蜜の味、ではないですが、
    そんな思いの方は、悲しいですが、多くいます。

    起業の準備はかなり忙しいです。
    忙しいと、人間得てして周りが見えなくなります。
    通常であれば、見落とすことなど無い事も見落とします。
    そんな時、冷静客観的に厳しく指摘をしてくれる人、
    その上で、情報を与えてくれたり、陰ながら広告宣伝をしてくれる人。
    そんな人を必ず得ておくべきです。
    自分も振り返れば、かなり助けて頂きました。
    そのアドバイスや支援が無ければ、今は無いと思っています。

    繰り返しになりますが、
    内部のメンバーは、かならず起業に向いている人
    打たれ強い人を選んでください。
    サラリーマンで優秀だったからといって、起業に向いているとは限りませんし、
    専門性があるからと言ってその力を発揮してくれる、
    また発揮させることが出来るとは限りません。

    また、外部に必ず口うるさいくらいのサポーターを
    必ず見つけて、支援を求めておいてください。
    これは、会計士さんなどのサムライ業の方でもいいかもしれません。

    人間完璧ではありません。
    ひとりでは限界が来ます。
    ただ、周りの支援次第では、それに近づくことが出来ると思います。

    結局、商品サービスを作るのも人。
    買ってくれるのも人。
    大きくするのも人、小さくするのも人。
    システム化するのも人、壊すのも人。。。

    起業は、甘くありません。
    サークル活動や友達ごっこではありません。
    仕事が楽しくなるためには成功しなければなりません。
    ヒト選びは慎重に行ってください。

      


  • Posted by 野口晃一 at 12:38Comments(0)

    起業するということpart.3

    2012年09月13日

    9月に入って早くも半ば。
    今は秋刀魚も美味しいですね。
    そろそろ新物の筋子やら秋の味覚の松茸とか。
    自分は日本酒が好きで。。。
    この時期は、本当に食べ過ぎてしまいます。
    天高く馬肥ゆる秋、まさにその通りです(笑)。

    今回は事業計画の作成についてお話をしていきたいと思います。
    仕事、起業をするには必ず行わなければならない作業の一つです。
    この作業は、起業をする上で一番楽しく、そして大事な作業であるともいえます。

    事業計画とは、ある意味、仕事を進める上においての
    未来予想図と考えてください。
    現実的なことはもちろんですが、共に働くメンバーがいる場合には
    夢も語る必要がある、と自分は考えています。
    夢が無ければ、メンバーはついてきません。
    起業当初は、うまくいかないことばかりです。
    そんな時に、将来的にはこうなるんだ、という目標、夢がないと
    何のために仕事をしているのか、わからなくなります。
    自分ですらそうなのですから、メンバーにとってはなおさらそうです。

    自分は事業計画の作成においては、2ヶ月ほど要しました。
    おそらく第20案くらいは作ったと思います。
    起業する前は、何にいくらかかる、なんてことは正直明確に分かっていません。
    例えば、コピー機っていくらするかわかりますか?
    月のランニングコストはいくらになると思いますか?
    同業はどうですか?
    実際わからないものです。

    それに、始めてからの営業数字には、理想とのかい離は、半端ではありません。
    最初に作った事業計画で進めていたら、今の会社はすでになかったと思います。
    数字の部分においては、何度も練り直し練り直し、多少悲観的にするのが良いと思います。
    起業のタイミングでどんな不測の事態が起こるかわかりません。
    いきなり、同業が近くにできるかもしれません。
    何かしらが壊れて余計な出費がかかるかもしれません。
    会社は資金が無くなったらおしまいなのです。

    リカバリー案も必ず考えておきましょう。
    例えば、何かあった時に、手放す資産なども考えておきましょう。
    お得、と思っても長期的なモノや固定費がかかるものは、
    控えるべきだと考えます。
    ただ、得てして、『セールスマンは長期的に考えればお得です』
    なんてことを言ってきます。まんまと口車に乗らない様に。
    本当のいいセールスマンは、『最初は最低限のものでいいと思います』
    という方です。そういう人ならば、変なことはしません。
    長く付き合えると思います。

    ちょっと脱線しました。
    よく、経営者の感覚で判断すればいい、なんて人もいます。
    ただ、その感覚を持つ人はレアです。
    大体は凡人です。
    ですので、起業する前は、必ず事業計画を綿密に立て、ひとつひとつ
    着実に実行していきましょう。
    その着実さは、第三者も評価してくれます。
    その評価が将来の信頼につながります。

    もちろん、事業環境の変化により、計画を改めざるを得ない時も
    来るかと思います。
    その時は、前回お話した、企業理念を軸に軌道修正をかけてください。
    繰り返しになりますが、商売は信用がすべてです。
    儲かるから、とか利幅が高いから、という理由で計画を変えていたのでは
    問題がありますし、信用されません。

    客観的に見れば、『なんであの会社があんなこと始めたんだろう?』と思うことが
    あるかと思います。
    そんなにビジネスは甘くないですし、
    かつ社会に役に立たない、立つことが出来ない会社は、淘汰されていきます。
    そうならないためにも、しっかり想定しうること、目標にすべきことを事業計画に
    落として、着実に行っていきましょう。  


  • Posted by 野口晃一 at 17:04Comments(0)

    起業するということpart.2

    2012年07月26日

    もう夏真っ盛り。
    毎日毎日溶ける様な暑さですね。
    それに今週末から、もうオリンピックが始まるとか。
    是非、日本勢、メダルを期待もしますが、
    何より、感動に残る戦いをしていただきたいものですね。

    早速ですが、前回の引き続きということで、
    起業について、書いていきたいと思います。
    その中でも、自分としては、一番大事だと認識をしている
    『企業理念』について今回は書いていきたいと思います。

    『企業理念』とは、一般的に簡単に言うと
    起業がこうありたい、こういう道筋で進んでいきたい、
    という深い想い、考えです。
    人間に置き換えれば、簡単だと思います。
    こう生きたい、という生き様、生き方に近いものです。

    必ず組織には色があり、特色があると思います。
    それを作り出すのも企業理念だと、私は考えています。

    起業前、自分は企業の人事を10数年間担当をさせて頂いていました。
    人事という仕事は、一般的には採用や労務、研修が仕事としてあります。
    そのルーチン的な仕事以外にも、将来を見据えた、
    企画的な会社の人員構成を考えたりする仕事もあります。
    その人員構成を考える仕事が、
    起業の大きなきっかけになりました。

    年々の人員構成を見ていると、高齢化していく企業の姿、
    若手の採用は押さえ先細りになる反面、
    企業年金を受給する方が倍々ゲームの様に増えていく姿、
    要は支える側が減り、支えられる側が増えていく構造を見て、
    これが、一企業だけでなく、日本全体の縮図であることを非常に痛感していました。

    解決策としてはどうするか。
    本来であれば、採用を増やし、既得権益者を支える形が一番望ましいと考えます。
    ただ、実際企業は利益を出さねば、採用もできません。
    結果的に、既得権益者を減らすという方法になってしまうのです。
    もちろん、そこには軋轢も生まれます。

    でも、それをせねば、その既得権益者が年々増える構造を止めねば、
    若手が稼いだ収益を受給者に回すという、
    若手からすれば、搾取され続ける形になり、給料を上げられないばかりか、
    採用すらできない状況になるのです。
    夢も希望もありません。

    既得権益者も、別に本人たちが悪いわけではない。
    活躍の場があれば、十分に働ける方もたくさんいらっしゃるのも事実です。
    でも、高くなってしまった給料、将来の年金原資を考えれば、
    給料を減らしていただくか、早々に止めて頂くしかないのです。
    これも、夢も希望もありません。

    企業は成長し続けなければならない。
    そう言われる所以がここにあります。
    成長しなければ、給与も上げられませんし、採用も出来ないのです。
    そんなジレンマが2003年ごろからずっと自分の中にありました。
    ただ、その時にいた企業の方向性は縮小。。。
    それは、日本市場を考えても致し方ないことであったと思います。

    そこで、自分の目が向いたのは、アジア、でした。
    まだ、平均年齢は若い。その上、人口ピラミッドはしっかりしており、
    まだまだまだ、既得権者が少ない。
    その上、成長の余地は大いにある。
    日本人の若い人も高齢者も、活躍できる場所がある。
    ある意味、大きな解決策だと、若いながらに思った覚えがあります。

    その後、紆余曲折はあったものの、
    アジアの経営、経済を学ぶため、大学院に通い、
    更にその思いは確信へと変わり、
    自分で起業するに至りました。

    その思いこそが、
    弊社の企業理念である
    『アジアビジネスをサポートする』。
    アジアに進出、活躍する企業、人をサポートしたい。

    今は、まさに、
    語学、留学あっせん、留学生の採用就職支援を通じて
    アジアビジネスをサポートしています。
    この思いがあるからこそ自分のみならず組織もブレないでいられます。
    また、その企業理念を知って頂いたお客様やお取引先と
    連携もすることが出来ます。
    企業理念はある意味、人をつなぎとめるものです。
    これからも、この理念のもとビズエイジアを続けたいと考えています。

    次回は、起業をする前の事業計画について書いていきたいと思います。

      


  • Posted by 野口晃一 at 16:00Comments(0)

    起業するということpart.1

    2012年06月19日

    すっかり、採用シーズンも終わり、
    採用関係のお仕事も一段落。
    ブログもずっと止めてしまいました。
    ちょっと反省しつつ、ブログをまた始めようかと思います。

    会社も3期目に突入し、
    まだまだ、小さな組織ですが、従業員も2ケタになり。、
    ようやく世間様にもお役に立てるようになってきました。
    また、最近では、起業についての相談も受けられるようになってきました。

    そんなか、今週号の日経ビジネスの特集が、
    『早期退職の経済学』。
    自分も15間ひとつの会社一筋だったサラリーマンからの脱サラ組です。
    先ほど書きましたが、起業して3期。
    これが、5年10年経てば、
    人間自分を美化したり、思いが風化してしまう可能性があります。
    今後起業を考えている方にご参考となるよう、
    また、ある意味自分への戒め、初期の気持ちを忘れない様、
    なぜ起業したのか、そのことについて
    僭越ながら、書き記しておこうと思います。

    まず、起業は甘いか、甘くないか、ということですが、
    甘くない、というのが実情だと思います。
    今だからこそ、笑えますが、
    最初起業した最初の収入は月7万円ほどしかありませんでした。
    それに対しての経費は月100万円超。
    マイナス約100万。。。
    サラリーマン時代は、必ずお給料を頂け、プラスだったのですから、
    現実とはいえ、ショックです。
    1ヶ月で小型車1台分マイナスということになります。
    勿論ですが、想定の範囲内だと言えども、
    起業する人間の殆どは楽観的に考えているもの。
    もう少し、上を行くものだと思いました。
    ただ、その最初があったからこそ、今の自分があるのだと思います。

    見込み客と言うのは、思う以上に来ない。
    それは、起業する方は、必ず心のどこかで認識をしておいた方がいいです。

    また、周りは、口は挟みますが、正しいアドバイスは、思う以上に少ないです。
    ある意味、スタジアムに来ている観客だと思った方がいいです。
    素人ながら、スターティングオーダーや代打についてケチをつける(笑)。
    ただ、親切心、愛がゆえにそうすることもあります。
    その人に悪気はありません。

    ただ、コンサル、と言う職業は商売でやっており、
    実際経験が無くても、真っ当そうなことを言います。
    こちらは十分に気を付けた方がいいでしょう。

    いずれにせよ起業した以上、意思決定者は自分です。
    そのアドバイスが正しいか否かは自分で判断するしかありません。

    起業をすると、毎日が判断の連続です。
    判断をせねば、企業活動が止まってしまうこともあります。
    また、メンバーが混乱することもあります。
    逃げることは出来ません。
    そのことは肝に銘じおいた方がいいでしょう。

    起業に必要なのは、
    何はともあれ、体力。
    その次は、起業を助けてくれる環境
    それに、最初に掲げた理想、
    自分やメンバーを支える企業理念かと思います。

    次回は企業理念について
    書きたいと思います。
      


  • Posted by 野口晃一 at 13:07Comments(0)

    優秀な留学生を採用するには?part6

    2012年04月16日

    ようやく春らしい陽気に落ち着いてきましたね。
    東京では桜も葉桜になり、新緑も見られるようになりました。
    スポーツ、勉強、仕事と。
    何をするにもいい季節ですね。

    先日、とあるW大学大学院の留学生と
    就職関係について、ブレインストーミングする機会がありました。
    内容としては、日本の就職活動についてです。
    実際、面白いな、と思う話がありましたので、ご紹介いたします。

    まず、彼ら留学生が不思議に思うこと、
    それは、なぜ日本人学生は一律に就職活動をするのか、
    そして、なぜ、あれほど早い時期に行うのか。
    ということでした。

    実際、早い大学生は3年生の12月頃には内定を取得しています。
    就職活動は3年生の夏ごろから行っている計算になることかと。
    確かに、世界中を探しても、これだけ早い時期に自分の社会人としての
    進路を決める国はないかと思います。
    大学で何を学びたいか、というより大学はあくまでも就職のステップの様なものに
    なってしまっている現状。確かに変です。
    それなのに企業の面接では、
    『大学時代力を入れたことは何か?』を聞いてきます。
    論理的、物理的に考えても変は変ですよね。

    本来大学で学んだことの集大成として、卒業論文を書きます。
    4年生になる以前には、おそらくその集大成は出来上がっていないはずです。
    結局企業側も、専門性で判断するというより、
    ある程度、大学のブランドと、その人のキャラクターで採用しているのが現状です。
    留学生が変に思うのもうなづけます。

    事実、そのような早い時期に就職採用活動することで
    企業と学生のミスマッチを更に助長させてしまっている要因でもあるのでしょうね。


    今後東大が、グローバルスタンダードに合わせ、10月入学にするとのこと。
    企業の採用活動も変わりざるを得なくなるのは必定です。
    その採用活動が早くなるのか、それとも遅くなるのか。
    個人的には遅くなることを希望しますが、
    現実は、企業も優秀と思われる学生を囲い込みたい、
    早くなってしまうことは必定なのでしょうね。
    グローバル化を目指すつもりが、さらにドメスティックに。
    悩ましい問題です。

      


  • Posted by 野口晃一 at 17:16Comments(0)

    優秀な留学生を採用するには?part.5

    2012年02月03日

    こんにちは。
    最近は雪害のニュースが非常に多いですね。
    今日は節分。
    節分とはまさに季節の分かれ目。
    これから暖かくなるといいですね。

    先日、とある企業様の留学生採用のお手伝いの一環で
    武蔵野にあるA大学院の一室をお借りし、
    中国人留学生(大学院生)に対して、
    企業の説明会を実施いたしました。

    最初は、留学生、企業側に壁は少なからずあったのですが、
    時間が経つにつれ馴染み、予定の1時間を大幅に超え、
    2時間半と非常に発熱した説明会となりました。

    実際、彼ら中国人留学生と触れ合って、
    日本人学生との大きな違いを感じることがあります。
    その違いとは、一言で言えば、『守り』と『攻め』だと思います。
    日本人はどうしても、減点評価を恐れる傾向があります。
    逆に中国人は、加点を取れないことを恐れる傾向にあります。
    勿論、個人差はあります。

    例えば、何かしら質問を求めた際、
    日本人は良くも悪くも一旦考えてから、
    人事受けするか否かを
    考えてから発言をする傾向が強い。
    反面中国人留学生は、その思いついた質問を
    誰よりも早く発言することに非常に重きを置く傾向があります。
    その上で、自分のアピールも忘れません。

    日本人からすると、協調性が無い、と思いがちですが、
    それは、幼いころからの教育、環境の違い。
    良い悪いではないと私は思います。
    これを悪いと言っては、折角の優秀な人材を失う結果になります。
    協調性や社会性は企業に入ってから鍛えればよい、
    そんな気持ちで接するのがよいと考えます。

    次回は、留学生採用するときに
    どんなことに注意し、どのような形で行えば
    彼らのモチベーションが高まるか、
    そんなことについてお話していきましょう。
      


  • Posted by 野口晃一 at 17:51Comments(0)

    優秀な留学生を採用するには?part.4

    2012年01月09日

    あけましておめでとうございます。
    今年はドラゴンイヤー、オリンピックイヤー。
    景気が良くなると言われている年です。
    イベントごとがあると、やはり活気づくもの。
    ただ、反面、今日のニュースで、昨年貿易赤字に転落したとの記事。
    復興、円高、燃料高騰、TPP。。。
    いずれにせよ、ピンチもチャンスにするために、
    事前に策は打っておきたいものですね。

    前回、留学生にもいろんな形態があることをお話しました。
    一概に留学生と言っても、
    ・勉強目的
    ・キャリア形成
    ・出稼ぎ
    ・交換留学
    など様々です。
    留学生を企業のブレインとして採用するには
    充分意識しておかねばなりません。
    単純に、日本語が上手いから、といって採用をしてしまうと、
    実際、地頭が悪く、機能しなかったということは多々聞く話です。

    勿論、人間は学歴がすべてではありません。
    ここでの話は、繰り返しになりますが、
    あくまでも学歴で見た場合に限った話、そして一般的な話として
    捉えてください。

    まず、おススメなのは、
    交換留学生で日本に来られた留学生でしょう。
    実際、本国で優秀だからこそ、交換留学生に選ばれ、
    もちろんのこと地頭が良く、
    そして、年齢的にも若くまだまだ頭が柔らかい方が多いです。
    ただ、現在、日本の大学は多くの留学生を受け入れてます。
    本国で優秀と言われる学校の生徒が、
    日本で無名の大学に交換留学されていたり、
    逆に、本国で無名の大学の生徒が
    日本で優秀と言われる大学へ交換留学されている
    ケースもあります。
    本国の大学も十分にチェックする必要があります。

    そのケース同様におススメなのは、
    本国の優秀大学を出て、その後日本の優秀大学・大学院に来ているケースです。
    双方の国で優秀な大学を出るということはそれなりに
    勉強熱心でなければかないません。
    それに、何を学びたいかが明確な方が多いので、
    非常に専門分野が高いケースが多いです。
    ただ、難点なのは多少、社会人経験をする年齢が、
    遅れるということでしょうか。

    また、本国の高校から日本の大学に入るケースも
    おススメです。
    実際、自分に置き換えて考えれば、
    高校生の時に海外で学ぼうという志を持てたか、
    というと持てなかった、また視野になかったと思います。
    また、日本に高校のころから、
    期待して留学に来てくれるということは
    日本に対する感情も非常に好意的なケースが多い。
    このパターンは、その家族も日本に好意的で裕福な家庭が多いのが
    特徴です。

    あくまでも学歴の観点から、留学生を見てきました。
    繰り返しになりますが、あくまでも学歴は一要素。
    最終的には、人柄や適性など総合的に見る必要があります。
    そこは、日本人を採用するのと変わらないかと思います。

    よく、グローバル化を目指して、新卒に外国人を取った、
    なんて記事が踊ることがあります。
    ですが、真の国際化とは、上、経営陣が変わってナンボです。
    経営陣が、海外に行ったことない、コミュニケーションが取れないでは、
    何をやっても変わりません。
    優秀な留学生を採用しても辞めてしまう、育成できない、
    それは、上がドメスティックでは当たり前です。

    これから、日本の消費は人口減に伴い、
    否が応でも下がっていきます。
    自分が、新卒だった15年前は、
    関西圏には関西人がいい、とか、
    沖縄には鹿児島県人を赴任させてはならない、
    なんて話がありました。
    確かに、そのマーケットに適した配置というものが少なからずあります。
    同様に市場の拡大を考えるのであれば、
    人材も多様化を進めていかなければなりません。
    そのためにも、会社・社会全体で国際化、多様化を図らねばなりません。

    日本も乗り遅れないようにしたいものですね。

      


  • Posted by 野口晃一 at 17:01Comments(0)

    優秀な留学生を採用するには?part.3

    2011年12月15日

    12月も半ばに入り、忘年会真っ盛りのことと思います。
    自分も、ほぼ毎日あちらこちらで、
    旧友を深めたり、更なる親睦を深めたり。
    年を忘れる。。。あと、2週間もすれば新年です。
    残りわずか、突っ走って行きましょう。

    前回、面接や履歴書のことをさらっと書きました。
    今回は、留学生のパターンについてお話していきましょう。

    留学生と言ってもいろんな学歴があります。
    今回は、人格云々ではなく、学歴の観点からお話します。
    勿論、採用するにあたって人格が一番大事です。
    学歴はあくまでも一要素。その一要素ということで見てください。

    【パターン】
     自 国    日 本
    1.  高校  → 日本語学校
    2.  高校  → 専門学校
    3.  高校  → 日本語学校        → 大学
    4.  高校  → 日本語学校  → 専門学校
    5.  大学  → 大学・大学院
    6.  大学  → 大学・大学院(交換留学生)
    7.  大学  → 日本語学校  → 大学・大学院  

    なんてパターンがあります。
    勿論、パターンとしては、まだあります。

    中国も高学歴、就職が厳しくなっているのが現状です。
    単に学問を修める為だけでなく、
    就職のために、キャリアアップのために、
    将来自国に帰って高い収入を得るために、
    日本に来ている留学生も多いのが現実です。

    では、どのパターンが、概して、優秀なのか。
    企業として採用すべきなのか、
    その話については、次回お話していきましょう。  


  • Posted by 野口晃一 at 19:29Comments(0)

    優秀な留学生を採用するには?part.2

    2011年12月07日

    先週の週刊ダイヤモンドの特集は、
    『就職に強い大学ランキング』でした。
    わが母校中央大学は、いつも可もなく不可もなく。
    まあ、そんなところが、好きであったりもします。

    今日はpart.2ということで、
    留学生採用面接においての『履歴書』についての
    注意事項をお話しましょう。

    まず一番大事なことは、
    『履歴書は鵜呑みにしない』ことです。
    一概にすべてそうではないですが、
    基本、日本人は謙虚に何事も言及する傾向がありますが、
    外国人はそうではありません。
    最初から、尾ひれがついていることを念頭に置いてください。

    それは、いい、悪い、ではなく、
    それが文化だと思って割り切ることが大事です。
    多少大目に見ましょう。
    そして、試してやろう、という面持ちでいることが
    大事です。
    そうでなければ、腹が立って腹が立っておさまりません(笑)。

    まずは、履歴書については、参考、話すネタ、と考えてください。
    勿論のことですが、明らかに虚偽、学歴詐称等のあるものについては、
    初めから弾く必要があると思います。
    それは、会社に入ってからも同じことをすることが
    容易に想定されるからです。

    また、あくまでも比較論ですが、
    日本人は類を見ないほどの几帳面な人種です。
    多少、雑な書き方があったとしても大目に見ましょう。
    その時にはあきらめるのではなく、
    雑であることを指摘して、
    その人が、入社後にちゃんと組織人として
    指揮命令を聞くかどうか、再度書き直しを要求するのも手、
    だと思います。
    その際には、『せっかく内容がいいのに雑だと損しますよ』などと
    下記書き直すことのメリット感を与えることが大事です。
    再度提出してきた履歴書が修正されていない様であれば、
    その時に、あきらめるべきです。

    今回はここまでにして、次回は、中国の学歴について話しましょう。
    実際、中国の大学のレベルというものを日本人は知りません。
    知っていても北京大学や清華大学等だと思います。
    ちょっと、そのあたりに言及していきましょう。

      


  • Posted by 野口晃一 at 20:23Comments(0)

    優秀な留学生を採用するには?part.1

    2011年12月04日

    早くも12月。
    街は早くもクリスマス一色ですね。
    イルミネーション、サンタ、ツリー、トナカイ。。。
    子供のころ、この時期は本当にワクワクしました。
    最近では、電気代が、、、とか、もう正月も近いな、、とか。
    現実的になっていく自分が悲しいなあと思います。

    最近、この仕事、
    『MBAホルダーが教えるビジネス中国語ビズエイジア』を
    経営していて、
    よく、『御社の留学生は非常に優秀な人がそろっているね。』と
    言われることが非常に多く、嬉しい限りです。
    実際、客観的にみても、手前みそながら、
    立派な人材が集まっていると思います。
    いつもメンバーに感謝しています。

    企業というのは人材で成り立っていて、
    優秀人材無くして成長は無い、というのが持論です。
    やはり、人材あっての企業です。

    前職で10年以上人事をやっていたこともあるかもしれませんが、
    ここで、自分なりに留学生を採用する秘訣をちょっと
    明かしてしまおうと思います。
    概論でありますので、全部が全部あてはまるわけではないので、
    ご注意を。
    また、ちょっと極論になることもありますが、その時はご容赦ください。

    今後これから、益々国際化の時代。
    日本人だけでは多様化についていけません。
    日本人だから優秀だという時代でもありません。
    また、社内だけでなく、
    お客様も協力会社も競争相手も日本だけとは限らない時代です。
    是非、企業を強化するためにも、
    ご参考にしていただくと非常にうれしく思います。

    また、採用だけでなく、
    その後のマネジメントの上での注意事項、
    モチベーションの持たせ方や意識の違い、
    逆に、こんな留学生は気を付けなければならない、
    なんてこともちょっとお話していきましょう。
    次回は、まず、日本人と違う中国人の思考について
    お話してみましょう。  


  • Posted by 野口晃一 at 17:32Comments(0)

    中国で商売するということ。

    2011年11月28日

    早いもので、11月も押し迫ってまいりました。
    街の銀杏も紅葉から落葉へ。
    季節の移り変わりの早さ、時の早さに
    焦りを感じますね。

    先日、アジアでビジネスをされている方々の
    会合に行ってまいりました。
    30人位は、いらっしゃいましたでしょうか。
    非常に活気のある会でした。

    その中で、中国でビジネスをすること、との題材で
    パネルディスカッションが行われました。
    実際、みなさん中国でビジネスをしてらっしゃる人ばかり。
    貴重なお話を頂けました。
    もちろん、うまくいってる方もうまくいっていない方も
    いらっしゃいます。

    その中で、簡単ながら自分なりに、
    中国でうまくいきやすい方(会社)のパターンを
    勝手にまとめてみました。

    1.中国のニーズをしっかり把握している
      日本で売れるから中国でも売れるだろう、との考えは浅はかです。
      良いからと言ってモノは売れません。それは単なる慢心です。
    2.現地のパートナーがいる
      姿かたちは似ていますが、やはり、異国です。
      広告の仕方や商慣習も違います。
      そのことを理解しているパートナーは必要です。
    3.些細なことでは動じない
      日本人ほど潔癖で、良心的な国民はいないかと思います。
      ある意味温室です。その意識を忘れずに。
    4.中国語を理解している
      落とし穴はたくさんあります。
      多少知っているだけでかなり回避できます。
      まったく知らないのはもってのほかです。
    5.トコトン付き合う気がある事
      やはり、人間最後は、愛や相性です。
      酒や食事をトコトン付き合いましょう。
      そこから、情は出てきます。

    テクニック論はたくさんあるかもしれません。
    ただ、最後はヒト対ヒト。
    逆に置き換えればわかりやすいかもしれません。
    マーケット、現地に受け入れられてナンボです。

    これからますます両国は近くなります。
    物理的に離れることはできないのですから。
    みなさんも何か感じたこと、思ったことがありましたら
    教えてくださいね。
      

       


  • Posted by 野口晃一 at 10:23Comments(0)

    ビズエイジア秋の懇親会!

    2011年10月23日

    街もめっきり秋らしくなってまいりましたね。
    銀座通りの銀杏も色づいて、ギンナンもなってきました。
    今年もあと50日。早いものです。

    昨日、ビジネス中国語スクール ビズエイジアでは
    懇親会が行われました。
    総勢40名で、銀座の中華料理屋さんで福建料理を
    食しました。
    福建料理は、比較的あっさりした味わいで、
    海鮮物が中心。エビの料理やイカの料理は最高です。
    勿論、お酒は紹興酒。
    最後は一気大会に近い感じになりました。。。

    次回は1月に新年会を開催予定です。
    中国ビジネスに興味のある方、
    中国旅行に興味がある方、
    またお酒や料理が好きな方、
    次回は是非、ビズエイジアで中国語を学びつつ、
    楽しい仲間と美味しく飲み、語り、そして騒ぎましょう!
      


  • Posted by 野口晃一 at 15:20Comments(0)

    東京和僑会のセミナーにて

    2011年09月17日

    中秋の名月も過ぎて、秋も深まってまいりましたね。
    秋と言えば、食欲、スポーツ、勉学。。。
    人それぞれ、いろいろあるかと思います。
    自分は、いつもスポーツの秋にしようと思うのですが、
    なぜか食欲の秋になってしまい。。。
    今年こそは、運動しなければ、と思う今日この頃です。

    先日、東京和僑会のセミナーに行ってきました。
    その中で、『今後10年の日本』について、講義がありました。
    ちょっと紹介しましょう。

    これから10年、日本の経済はどうなるか。
    直近は、震災復興もあり、経済はよくなると想定されます。
    なぜか。
    やはり、道路のインフラや家、車等、壊れたままではいけません。
    国民の中に不幸な人を作ってはいけません。
    ここは国を挙げて、国債を発行してでも復興しなければなりません。
    (現在、10~20兆円の復興予算を用意するという話もあります)
    そのお金で、いろいろな事業が活性化します。
    復興のための需要が発生します。
    中古車販売や建設業界はすでに兆しが出ているそうです。

    では、この後はどうなるか。
    日本は3つの事象に苦しめられると言われています。
    その3つとは、
    ・国債(国の借金)の問題
    ・高齢化による労働人口、市場の縮小
    ・世界人口増に伴う資源高騰の問題

    1つ目の国債の問題は、言うまでもありません。
    実際、国は1000兆円近い借金をしています。
    この返済に追われざるを得なくなります。

    2つ目の労働人口、市場の問題も大きな問題です。
    今まで日本は人口が増え続けていました。
    それが、今後は減り続けていくのです。
    今まで作り続けてきたインフラを整備できなくなったり、
    また、市場が小さくなるとモノが売れなくなります。
    実際、飲食業は少ないパイを奪い合う厳しい過当競争にさらされつつあります。

    3つ目の資源高騰の問題は切実です。
    実際、世界では人口が増え続けています。
    人口が増えると、食料や資源は自ずと足りなくなります。
    必然的に価格が高騰します。
    現に、中国やアジアでは、価格全体が前年比5%以上の
    インフレ傾向にあります。

    この様な中、日本はどうすべきでしょうか。
    それを考えるのが、今後の大事な課題、と言えるでしょう。
    やり方はひとそれぞれあるかと思います。
    次世代のためにも、今の現役世代頑張らなければなりませんね。

      


  • Posted by 野口晃一 at 14:10Comments(0)

    接客業向け中国語セミナーについて

    2011年08月30日

    暑さも和らいでまいりました。
    もう少しで秋ですね。
    秋になると自分なぞは、食欲の秋になってしまいます。
    やはり、過ごしやすい=体調がいい→たくさん食べてしまう
    となるのでしょうか。

    早速ですが、本題です。
    今日、接客業向けの中国語セミナーを開催いたしまた。
    平日それも月末に開催にも関わらず、
    多数のお客様にお越しいただきました。
    皆様ありがとうございました。
    そのセミナーの一部をちょっと紹介しましょう。

    まずは、よくある誤訳の話。
    中国語と言っても、標準語の普通語、それに広東語、上海語、福建語
    とたくさんの言語があります。
    その言語をごじゃまぜにしてしまった例や、
    自らに敬語を使ってしまった例、
    動詞だらけで何が言いたいのかわからない例等々。
    結構あるものです。

    次に簡単なニーハオの様なフレーズや
    謝るときのフレーズ、
    それも度合いにより違う言い方をご説明、
    過度な謝罪や、逆に重大事項に対する軽い謝りは
    大きなトラブルの素です。
    それを理解し手頂いたうえで、
    簡単な練習をさせていただきました。

    最後にタブーや好きな数字などの話。。
    これは結構盛り上がりましたよ。

    来月も実施しますので是非、ご興味ある方は
    お越しください!

      
    タグ :中國


  • Posted by 野口晃一 at 11:32Comments(0)

    インバウンドビジネスフォーラムについて

    2011年07月29日

    こんにちは。
    蝉の声も大きくなってきました。
    週が明けたら、もう8月。早いものです。

    昨日インバウンドセミナーに行ってきました。
    国慶節という、中国の大型連休の集客対策を練ろう
    という目的によるものです。
    300人近くの観光関係、ホテル関係の方がいらっしゃっていました。

    現在の観光業、外国人頼みは否めません。
    一例ですが、池袋にあるプリンスホテルは、
    この震災で2億7千万円分のキャンセルがあったそうです。
    やはり、1企業の努力には限界があります。
    国が安定するということ、国が安全だということを政府含め、
    All Japanで事に当たらないといけないと、いけないな、と
    再度感じました。

    本題の、実際今度の国慶節にどのくらいの観光客が来てくれるか、
    ということですが、尖閣問題が起きた去年よりは改善の見込みが
    あるそうです。
    ただ、右上がりだった一昨年のトレンドまで戻すのは、
    非常に難しいというのが現実だそうです。

    現在、マカオやシンガポールは観光収入で潤っています。
    雇用も作れています。
    今後、韓国はもちろんのこと、
    中国国内も益々観光に力を入れてくることでしょう。
    相対的に観光が弱まってしまえば、
    地方の観光地は更にシャッター街が増え、
    大都市も引きずられるように寂れてしまうでしょう。
    一旦寂れると戻すまでは難しい。

    日本も売れるものは自らのよさをアピールして、
    外国人に来てもらえる国造り、考えていきたいものです。  


  • Posted by 野口晃一 at 08:43Comments(0)