たまりば

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プロフィール
野口晃一
野口晃一
BizAsia(ビズエイジア)株式会社経営。
深夜特急に憧れてアジアを旅する学生時代。
香港の活気、ベナレスの混沌、アンコールワットの
静寂。。。そんなアジアが好きです。
中央大学を卒業後、カード会社で人事を11年間。
在職中に亜細亜大学大学院にてアジア人事のテーマで
論文を発表しMBAホルダーに。
日本酒フリーク。体育会系飲んべえ。1升は空けます。
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『ガイコクジン』と仕事をするということ part.7

2013年11月09日

こんにちは。
気温も下がり、朝もつらい時期になってきました。
来月になると、忘年会三昧。
お酒も入り、ますます辛くなってくること思います。
今年もあと50日足らず。
出来ることは、しっかりやっていきたいものですね。

前回、プレゼンテーションの大事さをお話してきました。
繰り返しになりますが、ガイコクジンにとっての一番の弱みは、
当たり前のことですが、『日本語で話すこと』です。
しっかりその人間を判断するためにも、
その人間の言葉ではなく、本当にこの仕事をやってくれるのか、
ジアタマがいいのか、仕事に対して真摯であるか。
しっかり行動で判断することをお勧めします。

こんな面白い(?)話があります。
一般的な企業で、まずガイコクジンを採用する理由として、
通訳が必要だから採用した、というのが大きな理由の一つとしてあります。
通訳に必要なスキルは、『コトバを正しく伝えること』です。
別に、一般的な仕事が出来る必要はありませんし、
一般的な仕事の能力があるとは限りません。
ですが、人間というモノは面白いもので、
なぜか通訳が出来るガイコクジン=仕事が出来るガイコクジンと
考えて、別の仕事も出来る、と勘違いをしてしまうことが多いそうです。

その勘違いが何を生むか。
コトバが出来るだけで、出世させてしまうのです。
あくまでも通訳は、コトバのエキスパートであり、
もちろん、中には優秀な方もいらっしゃいますが、
有能なジェネラリストでもありませんし、交渉が上手なわけでもありません。
結果、そんな方を出世させてしまったらどうなるか。
組織崩壊です(笑)。

繰り返しになりますが、コトバが出来るからと言って、
仕事が出来るとは限りません。
ちゃんと、その期待する仕事に合った方、
コトバは多少うまくなくても
しっかり仕事の出来る方を選択出来る様な
仕組みをしっかり構築し、対応してください。

話が長くなりましたが、面接については、
正直、それほど、重要視はしなくて宜しいかと存じます。
面接では、正直かとか、お金に汚くないか(執着心が強くないか)
を見ればいいと思います。
お金に執着心をもつ人間を採用すると苦労します(笑)。
ここは結構感じます。

面接を何度しても、その国の母国語でない限り、
ニュアンスや真意を伝えるのは難しい事です。
勿論、マナーや言葉遣いは大事ですが、
それは、会社に入ってから教育が出来ます。
ですが、ジアタマや、やる気はある意味持って生れついたものが
かなり大きい。
その点を頭に入れつつ、面接とはあくまでも、、、という感覚で
行うべきだと存じます。



  • Posted by 野口晃一 at 17:52│Comments(0)
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