たまりば

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プロフィール
野口晃一
野口晃一
BizAsia(ビズエイジア)株式会社経営。
深夜特急に憧れてアジアを旅する学生時代。
香港の活気、ベナレスの混沌、アンコールワットの
静寂。。。そんなアジアが好きです。
中央大学を卒業後、カード会社で人事を11年間。
在職中に亜細亜大学大学院にてアジア人事のテーマで
論文を発表しMBAホルダーに。
日本酒フリーク。体育会系飲んべえ。1升は空けます。
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Posted by たまりば運営事務局 at

日本が観光立国になるためには? no.13

2015年05月30日

5月も間もなく終わり。
今日は東京では30度近くに。
ビールのおいしい季節になってきますね。

先日、とある大学のセミナーのお手伝いをさせて頂きました。
グローバル人材育成セミナーという内容です。

日本企業も日本だけでビジネスを完結することは
ほぼ不可能な時代。
モノを作る事もモノを売る事も、必ずと言っていいほど、
いろんな国が絡んできます。
そんな中、日本が、日本企業が国際競争に勝つためにも
グローバルに活躍する人材が必要。
その人材育成をどの様に行うべきか。
先進企業がどのような対応をしているのか。
そんな内容のセミナーです。

実際、様々な企業が様々な課題に直面しています。
まだまだ会社自体がグローバル化に対応できていない企業、
グローバル化の波につかりながらも、採用自体に困っている企業、
採用は何とかなるものの、定着率が悪い企業、
定着はすれど、まだまだ活躍できるような環境を整えられていない企業など。
温度差、段階差はあれど、課題の無い企業など無い状況です。

ひとことで括ってしまうと、
どの段階においても、結局、
『コミュニケーション不足』『発信不足』が原因なのかもしれません。

懇親会でとあることを
おっしゃっている企業人事の方がいらっしゃいました。
『日本人は言わずもがなが多すぎる』

正にそうなのかもしれません。
『言わなくてもわかってくれるだろう』
『言わなくても動くべきだ』

ある意味、阿吽の呼吸、空気を読むということは
日本の美徳だと考えます。
ただ、その美徳が通じない。
そんな環境もある事も事実。

まず何でも口に出してみることから
また、それがもとでいざこざになったとしても、
それはそれ、これはこれと割り切る考え方。
それが日本人には必要なのかな、
そう考えます。

  


  • Posted by 野口晃一 at 16:18Comments(0)

    日本が観光立国になるためには? no.12

    2015年05月01日

    みなさんこんにちは。
    一部の方は、ゴールデンウィークのお休みに
    入られている方も
    いらっしゃるのでは、無いでしょうか?
    この時期は、本当に過ごしやすく、いい時期ですよね。
    是非、良い休暇を取って頂きたいものです。

    先日、観光庁から
    2014年の『訪日外国人の消費動向調査』が発表されました。

    全体的な数字ですが、
    平成26年
    訪日外国人数       1,341万人(前年比29.4%増)
    訪日外国人の旅行支出 151,174円(前年比10.6%増)
    訪日外国人旅行消費額 2兆278億円(前年比43.1%増)

    となり、人数金額ともに前年と比べ、大きく伸びました。

    なぜ日本に旅行に来るのか、との質問に、
    やはり、円安によって、日本=今がお得との考え方を持っている
    外国人が多くいます。

    実際、どれだけお得か、それを今回見ていきたいと思います。
    中国の所得水準と円安の構図を見て頂ければ、一目瞭然です。

    例えば、中国の所得水準が年10%成長とし、
    円と元のレートを推移と合わせて見てみましょう。
                  2010年   →   2015年
    レート        1元13.35円     1元19.57円 
    所得            100          161
    レート×所得       1335         3151

    以上の数字を見ての通りです。
    仮に日本旅行の飛行機代が、1335とすれば、
    2010年は、1335の金額をすべて飛行機代に消えてしまったものが、
    5年後の2015年には、1335を飛行機代に使っても、
    残り1816もお土産に使うことが出来るのです。

    実際、飛行機代はLCCのおかげで、
    2010年よりも今の方が、安くなっています。
    ビザの緩和もあります。
    これは観光客も、消費額も増えるはずですよね。

    円安はいつまで続くかわかりませんが、
    LCCはさらに増えることでしょう。
    また、なんだかんだと中国は7%の成長。
    さらにこのお得感は続くことと思います。

    今年1年どれだけ観光客が増え、どれだけ消費額が増えるか。
    見守っていきたいものですね。

      


  • Posted by 野口晃一 at 19:04Comments(0)

    東京都中央区の観光協会特派員になりました

    2015年04月07日

    4月。この時期はいい時期ですよね。
    数年前から花粉症になったので、ちょっとつらい時期でもありますが、
    木々が青々としてきて、会社や学校も期が変わり、フレッシュさを感じます。
    自分も頑張らねば、と力がみなぎってくるそんな時期です。

    2月に、中央区観光協会主催の中央区観光検定を受験させて頂きました。
    地元ネタが多くもあったのですが、やはり、試験となると難しい。

    中央区って、結構有名人が関わっていて。
    竹下夢二、芥川龍之介、福沢諭吉、坂本竜馬、桃井春蔵、
    西郷隆盛、島崎藤村、永井荷風、北原白秋、ヤンヨーステン等々。
    また、街も、銀座に始まり、日本橋、人形町、佃に、月島等々。
    橋も、京橋、日本橋に、勝鬨橋や柳橋等々。
    何とか憶えて憶えて。

    そして、合格しました!
    まさかまさかだったのですが、
    上位30名に入りまして、
    晴れて、中央区観光協会特派員とならせて頂きました。

    今後は、インバウンド情報に、中央区の観光情報も載せて、
    どんどん、発信していきたいと思っております。

    買い物だけじゃないぞ、中央区ってことで。
    文化的なものも海外の方に知って頂きたいと思っております。

    春からまた使命感に燃えつつ。
    頑張ります。


      


  • Posted by 野口晃一 at 11:40Comments(0)

    東京商工会議所で中国人観光客集客・接客セミナーを行います!

    2015年03月09日

    みなさんこんにちは。
    ひな祭りも終わり、もう春も間近ですね。
    そろそろ桜も咲き始めるのでしょうか。
    この季節は年間を通しても本当にいい季節ですよね。

    春節休暇の中国人観光客の爆買いぶり、すごかったですね。
    銀座通りを歩いていると、それこそ、中国人、中国人、中国人。
    観光バスを路肩に止めて、まさに爆買い。
    みなさん、お買い物を楽しんだようです。

    今年は、免税基準の引き下げに伴い、
    より一層、モノが買われたそうです。
    中でも買われたものは、化粧品、医薬品、お菓子、
    それと自動洗浄機付き便座。
    炊飯ジャーも相変わらず人気ではあるそうですが、
    年々買われていくものも変わっていきますね。
    次は何が人気商品になるのでしょうか?
    私は、秘かに、浄水器だと予測しています。
    それ以外だと、空気洗浄機では無いでしょうか?
    当たるかどうか来年が楽しみです。

    そんなこんなで、
    銀座・日本橋を有する、
    東京商工会議所中央支部において、
    4月14日(火)15時~17時
    『ここだけは押さえておきたい!中国人観光客 集客・接客のポイント』
    ということで講義をさせて頂くことにありました。

    内容的には、
    ①データで見るインバウントビジネスの概要
    ②クイズで学ぶ!意外と知らない文化の違い
    ③接客トラブルの具体的事例
    ④押さえておきたい!観光客にお金を使ってもらうポイント
    ⑤簡単な接客18フレーズを覚えよう
    ⑥中国マスコミから学ぶ!中国人観光客の集客方法
    を講義座させて頂きます。

    当日は私だけでなく、
    中国で飲食店を経営したことのある中国事情精通者、
    NHK中国語テキストの執筆協力をした中国文化精通者、
    そして、大連テレビ日本支社長が登壇いたします。

    寸劇なども行いつつ、楽しく学んでいきたいと思いますので、
    ご興味ある方は是非お申し込みください。

    詳しくは、 東京商工会議所中央支部 03-3538-1811までご連絡ください。
    http://event.tokyo-cci.or.jp/event_detail-59452.html
    宜しくお願い致します。

      


  • Posted by 野口晃一 at 13:45Comments(0)

    春節間近はビジネスチャンス!

    2015年02月05日

    みなさんこんにちは。
    昨日は立春。
    暦の上では春ですね。
    先日、皇居を参拝したら、早咲きの桜が咲いていました。
    花鳥風月、四季折々。
    それが感じられる日本って最高ですよね。

    今日はちょっと旧正月の話をしましょう。
    まもなく、旧正月の時期を迎えます。
    旧正月とは、太陰太陽暦でいう正月です。
    要は月による暦ですね。
    今年は、2月19日が旧正月になります。
    この正月は、毎年変わります。
    例えばですが、
    2010年=2月14日
    2011年=2月3日
    2012年=1月23日
    2013年=2月10日
    2014年=1月31日
    結構、年によって、違うものだなあと感じられた方も
    いらっしゃったのではないでしょうか。

    この旧正月はアジアの方にとっては、
    新暦の正月よりも大きな意味を成します。
    実際中国では、去年この時期の述べ移動人数は
    36億人を超えていました。

    中国人曰く、主要の駅などは移動のために人が大挙して
    歩く隙間も無くなってしまうんだとか。
    実際、動けないので、用も立ちながら済ましざるを得ないそうです。

    また、移動が伴えば、お金もたくさん消費されます。
    一昨年のデータですが、この時期に中国では、
    8兆円の金額が消費されたそうです。
    今年は、中国国内には贅沢禁止令が出ている関係上、
    この金額は海外で消費されることでしょう。
    日本もこのビジネスチャンスをものにしたいものです。

    反面、中国でビジネスをされている方にとっては、
    問題も多い時期になります。
    まずは、輸送が止まってしまいます。
    モノもたくさん動きますが、働く人が減ります。
    この時期の郵送物は気を付けた方がいいでしょう。
    加えて、春節で休んだ工員さんが、なかなか帰ってきません。
    この時期に転職してしまう人もいます。
    中国でビジネスしている友人の話ですが、
    実際、工場が春節前と同様に稼働するには、
    春節が終わって2週間程度はかかるそうです。
    大変ですね。

    まあ、そんなこんなで春節まであと2週間。
    たくさんの方に日本に来て頂いて、日本のいいところを見て、
    そしてたくさんお金を使って行って頂きたいものですね。



      


  • Posted by 野口晃一 at 18:35Comments(0)

    新年あけましておめでとうございます

    2015年01月04日

    新年あけましておめでとうございます。
    本年も宜しくお願いいたします。

    箱根駅伝を見て、感動を貰った方も多いのではないでしょうか。
    駅伝は、ショーマンシップも無く、
    伝統のタスキをつなぎとめるだけのスポーツ。
    単純で、純粋であるが故に感動を生むのかもしれませんね。

    年も明けて、早4日。
    今年はどんな年になるのか、
    そして、どんな年にするのか。
    今日は、日経新聞の『特集・2015年経営者が占う景気・株価』
    (有力経営者数十名が今年の予測を立てる特集)を
    じっくり読みながら、考えていました。

    有力経営者の日米中の成長率予測ですが、
    日本 1.7%(1.25~2.4%)
    米国 3.0%(3.6~2.7%)
    中国 7.0%(6.8~7.25%)
    という回答でした。

    数字で見れば、成長は鈍化したと言えども、
    中国はまだまだ成長するのだな、
    というのが、実感です。

    また、意外と言えば意外なのですが、
    中国に対する成長率の予測にブレが少ない。
    (最大値-最小値=0.45)
    本来ならば、一番不特定要素が多そうな中国。
    評価が分かれてもいいのでは、と思ってしまいます。
    片や10%、片や5%など、ブレが多くてもいいのではないかと
    思ってしまいます。
    これは、そのくらいの成長が固いという評価なんでしょうね。

    兎にも角にも、今後の世界経済、中国抜きにして
    語る事は出来なそうです。

    今年は戦後70年で、政治的にも国際的にも色々ありそうです。
    なるべくならば、一市民として平和に過ごしたいところですが、
    ある意味、10年前と比べ、諸外国のパワーバランスが
    変わってきた現在。
    以前のままの考え方、パラドックス、ルールでは、
    上手くいかないことも多くなってきています。

    平和を持続するためにも、
    日本が後世に続くためにも、
    今できることを今行って、国力、そして平和を維持したいものですね。
      


  • Posted by 野口晃一 at 16:00Comments(0)

    日本が観光立国になるためには? no.11

    2014年10月11日

    こんにちは。
    先週、今週と台風が。
    この行楽シーズンに台風とは、
    レジャー産業にとってはスゴイ痛手のことだと思います。
    やはり、観光に天候はつきもの。
    そう考えると、過ごしやすい気候というのは、
    一番の地の利なのかもしれませんね。

    先日、銀座は大いに観光で盛り上がっていました。
    なぜか。言わずもがなだとは思いますが、
    それは、中国の大型連休である国慶節のおかげです。
    弊社も、ご多分に漏れず、9月からこの国慶節の間、
    非常に、多忙期でした。
    ある意味、クリスマス商戦に近い感覚かもしれません。

    先日の新聞に以下の数字が踊っていました。
    『都市部百貨店 売上高3~5倍』
    『あべのハルカス近鉄店、売上高が前年同期の5.5倍』
    今現在、前年同期比が5倍なんて伸びは、ほかにあるでしょうか?
    そう簡単には無いですよね。
    まさに国慶節商戦でした。

    次回の特需は、春節でしょう。
    念の為、春節のご説明をしておきましょう。
    春節とは、旧暦を使っている国でいう正月、すなわち旧正月です。
    日本は新暦なので1月ですが、
    中国をはじめとするアジアの多くの国では旧暦を使っています。

    今回の国慶節需要は中国が主でしたが、
    今度の春節は、タイやマレーシア、韓国等のお休みも重なります。
    この特需は逃すことはできませんね。
    残り4か月。
    しっかり、観光客をおもてなしするために、
    環境整備はもちろん、人材育成なども含め、
    準備をする必要がありますね。
    観光客に喜んでいただいて、
    更なるリピータを作って。。。
    日本の魅力を伝えつつ、
    しっかり外貨を稼いで、
    日本を潤していきたいものですね。
      


  • Posted by 野口晃一 at 14:40Comments(1)

    日本が観光立国になるためには?no.9

    2014年09月03日

    こんにちは。
    昨日、森下の山利喜に行ってきました。
    東京三大煮込みのひとつで、有名なお店です。
    値段は安価で、かつ下町の有名店にありがちな、
    お高く留まっているところが無く非常にいいお店です。
    焼鳥も美味しく、1本140円。
    是非、みなさんも行ってみてくださいね。

    早速ですが、先日、観光庁から、
    訪日外国人の消費動向(26年4-6月)の報告書が発表されました。
    興味深い数字が何点かありましたので、ご紹介しますね。

    訪日観光客の方は、平均お金をどのくらい使うと思いますか?
    主要国の金額は以下の通りです。
    この数値は、1人1泊あたりの金額になります。

    平均      11,107円
    韓国      12,510円
    台湾      13,842円
    香港      17,846円
    中国      10,833円
    タイ       11,006円
    シンガポール   17,844円
    フィリピン    3,159円
    ベトナム     3,669円
    インド      3,775円
    米国      11,042円
    カナダ     14,466円
    オーストラリア   15,334円

    やはり、香港、シンガポールと言った所得水準の高い国が
    1人あたりだと、お金を使う結果が出ています。
    実際データにはアラブ諸国が入っていないため、
    もしあれば、興味深いところでしたが。

    では、その消費額、どのようなものにお金を使っているのでしょうか?
    お土産に使ったお金の購入単価を見てみると、

    カメラ・ビデオ・時計   5.9万円
    電気製品         3.8万円
    洋服・靴           3.1万円
    漫画・キャラクター商品 1.1万円
    和服・民芸品       1.5万円          

    やはり日本のイメージ通りのものを買っている傾向がある様です。
    実際、電化製品は高額品なので、納得がいきますが、
    漫画やキャラクター商品を平均で1万円以上買うのはちょっとびっくりですね。
    ただ、このデータ、空港でのヒアリングベースです。
    多少誤差はあるかもしれません。
    実際留学生に聞いてみると、
    漫画やキャラクター商品はこの金額で収まらない、
    と言っていました。
    ただ、年配の方は年配の方で買うものは違うでしょうし。
    世代間格差もかなりありそうですね。

    このあたりの数字は面白い話ですので、
    今後、ちょっとシリーズものにしていきたいと思います。


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  • Posted by 野口晃一 at 12:12Comments(0)

    日本が観光立国になるためには?no.8

    2014年08月28日

    こんにちは。
    朝方、蝉の声が聞こえなくなりましたね。
    夜には、虫の音が。
    秋の足音が聞こえてきました。

    先日、人民日報(中国の新聞)の電子版に
    訪日観光客が増えたとの記事が掲載されていました。

    上半期で129万人、
    今年と去年では約40%以上増加だそうです。
    前年の中国人が日本観光で消費した額の推計が2,759億円(観光庁)。
    単純計算でこのままいけば、
    2759億円×40%増≒約1,000億円
    の売り上げ増になりそうです。

    武蔵野市の歳入が580億円程度(平成25年)ですから
    武蔵野市が2つ出来たようなものですね。
    すごいことです。

    実際、弊社にも最近は、赴任に関するお話より、
    インバウンド、どうやって観光客を受け入れるか、
    というお話が増えてきています。

    今、弊社の講師が別のブログで、
    中国人のビジネスマナーや最近の動向などを記載していますが、
    そこには、たくさんの秘訣が隠れているかと思います。
    是非、読んで参考にしていただければ、と思います。

    我々も海外に行った時に、
    どんな店でどれだけお金を使うか。
    やはり、マナーがいいお店や、安心そうな店、
    明朗会計な店を選びますよね。

    今やネットの時代。
    噂やクチコミはすぐ広がるものです。
    如何に一度来て頂いた観光客の方が、またリピーターになって頂けるか、
    地元に戻って、評判を広めて頂いて、更なるお客様をご紹介頂けるか。
    そう思うと、やるべきことは明白ですよね。

    東京オリンピックに向けて、まだまだ訪日観光客は増えます。
    やるべきことを着実に行っていきたいものですね。

      


  • Posted by 野口晃一 at 12:39Comments(0)

    日本が観光立国になるためには?no.7

    2014年08月17日

    こんにちは。
    一般的にはお盆も今日でお終いですね。
    お子様をお持ちの方は、
    これから夏休みの宿題真っ盛りになるのでは無いでしょうか。
    自分も子供の頃は、宿題が嫌いでキライで。。
    まとめて日記を書いていたのを憶えています(笑)。

    この夏休み期間、訪日観光客も更に増えている感があります。
    実際、自分も昨日は、大学院時代の友人が日本に来ていたので、
    一緒に飲んでいました。
    外国人にとっては居酒屋というのは、すごく楽しいらしいですね。
    実際、あれだけの食事、ドリンクメニューを取り揃えている業態って
    あまり海外では見たことが無いですね。
    それに料理は小分けにされており、いろんな種類を食べることが出来る。
    衛生的で明朗会計。
    イザカヤ、これは世界に誇れるシステムかもしれません。
    案外日本で当たり前と思っていることが、海外に行くと
    すごいサービスだったりするものです。
    実際、中国ではほとんど紙ナプキンは有料ですし。
    日本と海外の飲食店事情、
    もっともっと調べてみたいものです。

    先日、日経新聞に免税制度の拡充についての記載がありました。
    簡単に言えば、消費税の対象外になる商品が拡充されるということです。
    5千円超、50万円以内の食品やお酒、化粧品などが
    免税となる様です。
    これは、その商品を扱っている商売をする方にとっては、
    非常にチャンスでは無いでしょうか。
    販売即品もやりやすくなりますよね。

    実際、まだまだ外国人にとって日本は、
    言葉のインフラをとっても旅行をしにくい国。
    しっかり1円でも多く観光客の方が喜んでお金を使ってくれる国になるよう、
    努力しなければならないことはたくさんありそうですね。



      


  • Posted by 野口晃一 at 12:16Comments(0)

    日本が観光立国になるためには?no.6

    2014年07月12日

    こんにちは。
    ワールドカップも佳境ですね。
    見ていて、やはり日本と世界にはまだまだ差があるな、と感じます。
    自分なんかは、本当にサッカー素人ですが、
    スピード、テクニック、パワー、どれをとっても
    一流選手は、やはり一流と言われることがわかります。
    伝統や競技人口の違いもあるのでしょうね。
    これは致し方なしかなと。

    ただ、さすが、日本。
    観戦マナーについては、
    超超超一流だったようですね。
    これもある意味伝統。
    伝統を大事にしていきたいものですね。

    前文が長くなりました。
    早速本題に入りましょう。
    つい先日、東京商工会議所主催のセミナーに行ってまいりました。
    その名も“進化する国内旅行 新しい観光資源の創造”です。
    セミナー講師はJTBさん。

    内容的には、地域密着型の国内旅行企画がメインで、
    どの様に、地域コンテンツを企画するか、というところに
    主眼が置かれていましたが、学ばせて頂くところ、
    ヒントがところどころにありましたのでご紹介ます。

    大きなポイントは、インターネットの普及とLCCの拡大。
    インターネットの普及についてですが、これは、言わずもがなかと思います。
    インターネットの普及につれて、消費者は必要な情報、また最新の情報を
    いつでも取れるようになったわけです。
    ネットが無い時代は、ある意味押し売りです。
    用意された商品を代理店が、ある意味恣意的に売ることが出来ました。
    しかし、ネットの時代になってからは、
    消費者が本当に望む商品やサービスを自ら探しアプローチしてくれる、
    そんな時代になったわけです。

    またLCCの拡大も大きい。
    どんどん旅が気軽になるわけです。
    また、地方空港もチャンスが広がります。
    それまでは、成田、羽田がプラットホームで、
    それを起点にコースを考えなければならなかったものが、変わってくる。
    九州や東北にも1時間足らず、それも安く行けるとなれば、
    ちょっと足を延ばして、なんてことも考えられます。
    実際、『お金を落としてくれるなら、送迎飛行機出しますよ』、
    なんてことも考えられるようになるワケです。
    下手な広告宣伝費を使うより、送迎飛行機にお金を使った方が、
    いいかもしれません。

    これから東京オリンピックまでの6年間のビッグチャンス。
    着目するところを着目していけば、
    より大きなチャンスをゲットできるかもしれません。
    色々とアンテナを巡らせて、情報を得ていきたいものですね。



      


  • Posted by 野口晃一 at 13:31Comments(0)

    日本が観光立国になるためには?no.5

    2014年06月18日

    みなさん、こんにちは。
    ワールドカップ始まりましたね。
    日本チームは残念でした。
    ただ、まだまだ1試合終わっただけ。
    何とか決勝リーグに行けるよう、
    日本全体で応援していきたいものですね。

    最近、銀座の街を歩いて思うのですが、
    日本人が行列を作る店と、
    ガイコクジンの方が行列を作る店では
    かなりの違いがあるな、と感じます。

    広報とか宣伝、雑誌への露出等は、
    ここでは、加味しないことにして、違いを簡潔に述べるとすれば、
    ガイコクジンが好むのは、『わかりやすさ』なのかなと。

    我々も海外に行ったら、どんな行動をするか。
    アメリカだったら、ニューヨークのタイムズスクエアに行って、
    我々が想像しているアメリカらしい大味のステーキを食べるでしょうし、
    香港だったら、猥雑な雑踏で、飲茶を食べることでしょう。

    多少旅慣れてくれば、現地の方の情報をもとに
    現地人が好むような店を調査していくのでしょうが、
    おそらく、『旅行者』として、その旅を満喫するのであれば、
    『勝手にイメージしているその国らしいもの』を体験すること、
    それが、ベスト、満足度を高める方法だと思います。

    現にガイコクジンが行列を作っているものは、
    地元の人がリーズナブルでおいしいといわれる飲食店より、
    装飾豊かなラーメン屋であったり、
    高級品の代表といわれるデパートだったりします。
    日本人が一昔前に、『ニューヨークに行けば、Tiffany』
    みたいなものでしょうね。

    もちろん、いい商品があって成り立つことが大前提なのでしょうが、
    あくまでも、ガイコクジンと商売をするのであれば、
    ガイコクジン目線をもってモノを考えること、
    旅行者が何に満足を見出すのかを考えること、
    それが、大事なのだと思います。

    何よりも、ガイコクジンを知ることも大事ですが、
    まずは、偏見を捨てて、
    ガイコクジンが日本をどう見ているのか、
    日本にどういうイメージを持っているのか、
    それを知ることが一番の近道なのだと思います。






      


  • Posted by 野口晃一 at 12:04Comments(0)

    日本が観光立国になるためには?no.4

    2014年05月29日

    こんにちは。
    昨日外回りをしていたのですが、
    もう陽気は夏ですね。
    スーツもそろそろ、背空きのスーツで無いと
    汗だくになってしまいます。
    かといって、この時期は、また寒くなるときもあり。
    体調管理が難しい時期でもありますね。

    早速ですが、昨日朝日新聞の電子版に
    面白い記事がありましたので、ご紹介します。


    (2014.5.28.朝日新聞デジタル版より抜粋)
    小樽市が27日発表した2013年度の観光客数によると、
    外国人の宿泊客数が前年度に比べて6割増えて7万2860人となり、
    過去最多となった。昨年7月から、東南アジア5カ国に対して
    観光ビザの発給要件が緩和されたことなどが影響したとみられる。

    同市観光振興室によると、13年度に小樽市を訪れた観光客の総数は
    710万7700人で、前年度に比べて7・7%増加し、
    08年度以来5年ぶりに700万人を超えた。
    宿泊客数は、前年度比5・5%増の64万5900人で、
    うち外国人が7万人を超えて全体の11・3%を占めた。
    香港からの観光客が7年連続で最も多く、次いで台湾、中国の順だった。
    新千歳空港への直行便が昨年10月から毎日の運航となった
    タイからの観光客は、前年度に比べて5倍以上に増えている。

    また釧路市は27日、昨年度の観光入り込み客数を
    352万6千人と発表した。前年比5・7%増と2年連続で増加した。
    延べ宿泊客数は約120万人で前年比3・7%増。
    うち外国人は過去最多の約8万9千人で約2万5千人増えた。
    阿寒地域を訪れた台湾からの観光客が4万7千人を占めた。


    小樽、皆さんは行かれたことがあるでしょうか?
    運河が綺麗で、またお寿司が美味しい。
    勿論大自然もある。そんな街です。

    この記事の特筆すべきは、
    アジア観光客が多くなっているということでしょう。
    それも、タイ。
    やはり直通便が開通したのは大きいのでしょうね。
    我々関東圏内の人間は、
    国際便と言えば、成田のイメージが強いのですが、
    実際、地方空港だって、国際便は通っています。
    目的地のアクセスを考えたらば、
    わざわざ、成田を目指すより、最寄りの地方空港を目指した方が
    ラクで利便性がいいのかもしれません。
    将来的には、成田を介さずに地方から地方への観光ルートが
    出来るかもしれませんね。

    また、小樽観光協会のHPを拝見したところ、
    マルチランゲージ対応されており、
    海外観光客誘致にかなり努力されている感が見受けられます。
    言葉が通じる、それにより最新の情報を正確に得られる、
    安心ですよね。
    英語の勉強会もされているようです。
    http://otaru.gr.jp/

    日本は、『おもてなし』の国。
    様々な地方自治体が、それぞれの特性で外国人観光客を
    おもてなしをする。
    それにより、日本のファンをたくさん作る。
    日本を好きになってもらう。
    そういう方向に持って行きたいものですね。





      


  • Posted by 野口晃一 at 10:34Comments(0)

    日本が観光立国になるためには.no.3

    2014年05月22日

    こんにちは。
    ゴールデンウィークも明けて、みなさん日常生活に
    戻られましたでしょうか?
    自分は静岡に行ってきました。
    最近、道の駅ってすごいですね。
    試食がたくさんあって。
    思わず、試食だけで満足してしまいます(笑)。

    本日、とある調査の発表がありました。
    ちょっと記事を紹介します。
    (旅行者による世界の都市調査(トリップアドバイザー)より引用)

    同調査は、世界各国の旅行者が、
    世界の主要都市について総合的に評価したもの。
    交通の便や清潔さ、地元の人たちの親切さや
    観光・ショッピング・ホテルの満足度など、
    旅行に関わる16項目を0-10点のスコアで評価。
    回答者数は54,000人。

    まずは、総合的なランキングを見てみましょう。

    1.東京(日本)              
    2.シンガポール             
    3.ミュンヘン(ドイツ)           
    4.ウィーン(オーストリア)       
    5.ストックホルム(スウェーデン)   
    6.ドブロブニク(クロアチア)      
    7.ソウル(韓国)             
    8.ドバイ(アラブ首長国連邦)     
    9.チューリッヒ(スイス)         
    10.コペンハーゲン(デンマーク)  
    11.カンクン(メキシコ)         
    12.ダブリン(アイルランド)       
    13.リスボン(ポルトガル)       
    14.バルセロナ(スペイン)       
    15.アムステルダム(オランダ)    
    16.香港                 
    17.ブダペスト(ハンガリー)     
    18.イスタンブール(トルコ)     
    19.プラハ(チェコ)            
    20.ニューヨーク(アメリカ)       
    21.ロンドン(イギリス)         
    22.パリ(フランス)            
    23.トロント(カナダ)           
    24.ローマ(イタリア)          
    25.オスロ(ノルウェー)        
    26.バンコク(タイ)            
    27.ケープタウン(南アフリカ)    
    28.アテネ(ギリシア)        
    29.シドニー(オーストラリア)    
    30.クアラルンプール(マレーシア)
    31.ブエノスアイレス(アルゼンチン)
    32.ブリュッセル(ベルギー)      
    33.北京(中国)             
    34.リオ デ ジャネイロ(ブラジル)  
    35.ハノイ(ベトナム)          
    36.シャルム エル シェイク(エジプト)
    37.プンタ カーナ(ドミニカ)     
    38.マラケシュ(モロッコ)       
    39.ムンバイ(インド)          
    40.モスクワ(ロシア)         

    ずらずらと並べてしましたが、
    東京は晴れある第一位でした!
    質問項目がどんなだったか、とか、
    また観光客の母数の内訳がどんなだったか、
    とか多少疑問は残りますが、嬉しい事ですね。

    16項目のうち、「地元の人たちの親切さ」
    「タクシーのサービスの総合的な評価」
    「街中の清潔さ」「公共交通機関の評価」
    「都市に対する総合的な満足度」の
    5項目について1位を獲得したそうです。

    加えて、「タクシーの運転手の親切さ」
    「一人旅のしやすさ」で2位を獲得したほか、
    「レストランの評価」「ナイトライフの満足度」は
    3位だったとのこと。

    やはり東京は安心安全がベースなのでしょうね。
    治安はさることながら、
    値段表示なども非常に分かりやすくて、
    騙されると言ったことが少ない、
    変な気を遣わなくても良いということが
    評価されているんだと思います。

    逆に、16項目の中で11位以下となったのは、
    「文化に対する評価」が11位、
    「観光やアクティビティに対する評価」が13位、
    「コストパフォーマンスのよさ」が20位。

    文化に対する評価、というのが漠としていてわかりませんが、
    日本も歴史のある国だとは思いますが、
    インドや中国といった国には
    勝てないのかもしれませんね。
    ただ、日本には歌舞伎や能、
    神輿といった文化があり、
    そのことについてまだまだ、
    日本の発信不足かも知れないなあと思います。

    また、観光やアクティビティといった点では、
    自然がある国、例えばトロントや
    カンクンには勝てないのかもしれません。
    これも実際、東京以外の都市も含めれば、
    もっと上位に行ったのではないでしょうか。

    コストパフォーマンスについて、、、
    これは仕方ないですね(笑)。
    安心安全、清潔の裏返しですよね。
    その分の費用がかかっていると
    思って勘弁していただきましょう。

    ともあれ、この順位に満足せずに、
    様々な点で改善を行い、
    日本に今以上にお客様が来て頂けるように
    していきたいものですね。



      


  • Posted by 野口晃一 at 20:44Comments(0)

    日本が観光立国になるためには?2

    2014年04月18日

    こんにちは。
    サクラの時期も過ぎ、そろそろ新緑のシーズンですね。
    今の時期は何を始めるにしてもいい時期ですね。
    自分も、先週から、ちょっと走り始めました。
    また、これから使える英語を学ぼうかと思っています。
    継続は力なり。
    頑張ります。

    前回、訪日外国人がどこの国が多いのか、見てみました。
    数字を見てみると、世界の中の日本、
    というよりは、まだまだアジアの中の日本である気がします。
    やはり距離的な優位性と、アジアの方々には、
    ある意味憧れと見られていますが、
    ヨーロッパや南米の方々には全く馴染が無いのが現実なんでしょうね。
    まずは、知ってもらうということが大事なんでしょうね。
    東京オリンピック、期待したいものです。

    今回は、目線を変えて、日本に来られた旅行者の方々が何を
    困っているのかを見てみたいと思います。
    これは、観光庁のデータですが、
    旅行中観光客が困ったことをアンケートに取ったものです。

    【旅行中困ったこと】
    1.無料公衆LAN環境           36.7%
    2.コミュニケーション             24.0%
    3.目的地までの交通経路情報の入手 20.0%
    4.交通の利用方法・利用料金      17.1%
    5.両替・クレジット利用           16.1%

    面白い結果だと思います。
    コミュニケーションや文字が絡む交通経路などは
    もっともだと思いますが、
    先進国の象徴ともいえる、
    インターネット環境やクレジット利用などが、
    イマイチだと判断されています。
    日本にいると気づかないものですね。

    実際、都心部はまだしも、地方の観光地などは、
    まずもってインフラは整っていないかと思います。
    おそらく、日本に観光に来る方々は、日本の先進国的な
    側面に期待をし、また憧れを持って観光にきているんでしょうね。
    だからこそ、そのインフラが整っていないことに困ったと判断しているんだと思います。

    確かに、銀座界隈に観光に来られている旅行者の目的は、
    ショッピングであったり、ソニプラの先進技術、
    お台場の近未来的なものを好んでいる傾向があるかと思います。
    そのあたり、十分に理解をしたうえで、
    日本は観光立国に向けてインフラを整備しなければならないのでしょうね。

    日本は技術力の国。
    もっと観光客に便利なツールの開発、期待したいものですね。


      


  • Posted by 野口晃一 at 15:36Comments(0)

    日本が観光立国になるためには?

    2014年02月24日

    こんにちは。
    梅の花も咲き始め、少しずつ春らしくなってきましたね。
    今週末からは暖かくなるとか。
    早く暖かくなってほしいものです。

    早速ですが、みなさん、観光立国という言葉をご存知でしょうか?
    字の如く、観光で国を立てる。
    観光を国の産業にするということです。
    日本は国を挙げて、この観光立国を目指そうとしています。
    http://www.mlit.go.jp/kankocho/shisaku/kokusai/vjc.html
    そんなことで、今回は観光立国について、
    数字的なものを見ていきたいと思います。

    世界で一番観光客が訪れる国はどこだか知っていますか?
    観光資源の多い国。空港や港の設備が整ている国、
    そしてグルメの国、フランスです。
    だいたい1年間で8,000万人もの観光客が訪れるそうです。
    日本はおよそ10分の1の800万人。
    比べるとフランスがどれだけ観光に力を入れてるかが分かります。
    フランスの観光収入は約4兆円~5兆円程度。
    すごいですよね。

    では、日本に一番観光に来ている国はどこだと思いますか?
    先日、日本政府観光局が発表した2014年1月の推計値の
    データによると、韓国が一番だそうです。
    地理的なものもあるのでしょうね。
    政治的なものは、ここでは敢えて議論を避けましょう。

    それ以外の国についても前年との比較もあわせ、
    簡単にご紹介して行きましょう。

           2013年1月   2014年1月
    総数      668,610     943,900
    韓国      234,456     255,500
    中国      72,301      155,700
    台湾      111,345     196,900
    香港      31,237      63,400
    タイ       16,101      27,200 
    シンガポール    7,109      10,900
    マレーシア     7,609      14,000
    ベトナム     4,998       6,700
    豪州      31,669      37,400
    米国      51,261      59,700
    フランス     8,340       9,100
    ドイツ      6,720       7,400
    その他     
    単位 人
      
    総数は、去年と比べて、1.5倍となっています。
    なぜこれほどまでに増えたか、ということですが、
    これは、旧暦を使っている国の正月が、
    今年は新暦で言う1月31日になり、
    その正月休暇が1月に含まれているのが大きな要因でもあるかと思います。
    その真偽は、2月の数字を見ての判断となるでしょう。

    加えて、円安というのも割安感を与えた要因かと思います。
    また、東京オリンピック、福島の原発問題の沈静化も大きいでしょう。

    それと、戦後最悪だと言われている日中、日韓関係にも関わらず、
    特に中華圏からのお客さんがほぼ倍増になっているのが大きいですね。
    政治的な問題が発生しつつも、知日派、親日派が増えていることも
    大きな要因の一つでしょう。
    実際、韓国・中国・台湾・香港を足すと約7割。
    地理的な優位性はあるかとも思いますが、
    ある意味、偏っていると言えば、偏っている、
    そう言えると思います。
    逆に、欧米の方にとって、日本は遠い国なのかもしれません。


    このあたりの原因は次回更に深堀してみたいと思います。
      


  • Posted by 野口晃一 at 11:25Comments(0)

    新年あけましておめでとうございます。

    2014年01月07日

    新年あけましておめでとうございます。
    本年もよろしくお願いいたします。

    一日一日あっという間に過ぎていきますね。
    毎日毎日を勝負と思って頑張っていきたいものです。

    弊社ビズエイジアも今年で5期目。
    お愛顧頂いている企業様も66社となりました。
    今年は100社目指して頑張っていきたいと思います。

    今年は特に、ビズエイジア(BizAsia)の名の通り、
    更にアジアビジネスをサポート出来る様、
    頑張ってまいりたいと思います。

    今年は、お取引先企業様も増えてきましたので、
    懇親会や勉強会、セミナーの開催などを行いたいと考えております。
    こんな勉強会をしたい、こんな方のこんな話を聞きたいなど
    ございましたらお気軽にご連絡ください。

    HPの作りのせいもあるのですが(汗)、
    どうしても中国語スクールが前面に出てしまい、
    研修事業や、採用のお手伝いのお仕事が隠れてしまいがちでありますので、
    そのあたりも随時、企業様にご案内していきたいと思っております。
    宜しくお願いいたします。

    今年は更にアジアの時代になるかと思います。
    ただ、反面、潜んでいた問題なども顕在することかと思います。
    アジアは知れば知るほど、歴史が深い地域。
    中国韓国との関係はかなり顕在化されていますが、
    ベトナムやタイ、インドネシア、ミャンマーなども顕在化されていない問題、
    まだまだ楽園と思われている部分も多いかと思います。
    そのあたりの正しい知識などもご提供出来ればと考えています。
    日本がアジアで活躍できるために。
    ビズエイジアは頑張ってまいります。

    繰り返しになりますが、
    本年もビズエイジアをよろしくお願いいたします。
      


  • Posted by 野口晃一 at 20:41Comments(0)

    『ガイコクジン』と仕事をするということ part.7

    2013年11月09日

    こんにちは。
    気温も下がり、朝もつらい時期になってきました。
    来月になると、忘年会三昧。
    お酒も入り、ますます辛くなってくること思います。
    今年もあと50日足らず。
    出来ることは、しっかりやっていきたいものですね。

    前回、プレゼンテーションの大事さをお話してきました。
    繰り返しになりますが、ガイコクジンにとっての一番の弱みは、
    当たり前のことですが、『日本語で話すこと』です。
    しっかりその人間を判断するためにも、
    その人間の言葉ではなく、本当にこの仕事をやってくれるのか、
    ジアタマがいいのか、仕事に対して真摯であるか。
    しっかり行動で判断することをお勧めします。

    こんな面白い(?)話があります。
    一般的な企業で、まずガイコクジンを採用する理由として、
    通訳が必要だから採用した、というのが大きな理由の一つとしてあります。
    通訳に必要なスキルは、『コトバを正しく伝えること』です。
    別に、一般的な仕事が出来る必要はありませんし、
    一般的な仕事の能力があるとは限りません。
    ですが、人間というモノは面白いもので、
    なぜか通訳が出来るガイコクジン=仕事が出来るガイコクジンと
    考えて、別の仕事も出来る、と勘違いをしてしまうことが多いそうです。

    その勘違いが何を生むか。
    コトバが出来るだけで、出世させてしまうのです。
    あくまでも通訳は、コトバのエキスパートであり、
    もちろん、中には優秀な方もいらっしゃいますが、
    有能なジェネラリストでもありませんし、交渉が上手なわけでもありません。
    結果、そんな方を出世させてしまったらどうなるか。
    組織崩壊です(笑)。

    繰り返しになりますが、コトバが出来るからと言って、
    仕事が出来るとは限りません。
    ちゃんと、その期待する仕事に合った方、
    コトバは多少うまくなくても
    しっかり仕事の出来る方を選択出来る様な
    仕組みをしっかり構築し、対応してください。

    話が長くなりましたが、面接については、
    正直、それほど、重要視はしなくて宜しいかと存じます。
    面接では、正直かとか、お金に汚くないか(執着心が強くないか)
    を見ればいいと思います。
    お金に執着心をもつ人間を採用すると苦労します(笑)。
    ここは結構感じます。

    面接を何度しても、その国の母国語でない限り、
    ニュアンスや真意を伝えるのは難しい事です。
    勿論、マナーや言葉遣いは大事ですが、
    それは、会社に入ってから教育が出来ます。
    ですが、ジアタマや、やる気はある意味持って生れついたものが
    かなり大きい。
    その点を頭に入れつつ、面接とはあくまでも、、、という感覚で
    行うべきだと存じます。
      


  • Posted by 野口晃一 at 17:52Comments(0)

    『ガイコクジン』と仕事をするということ part.6

    2013年10月14日

    秋も深まってまいりましたね。
    この時期になると、食欲の秋とはよく言ったもので、
    秋の味覚が多く出回ってきます。
    秋刀魚に松茸、クリ、ぎんなん。。。
    そういえば、このような季節感を感じられる国も少ないようです。
    四季をしっかり感じられる日本に生まれ生活できていること。
    感謝しなければなりませんね。

    前回面接についてお話していきました。
    今回は『プレゼンテーション』についてお話していきましょう。

    実際ガイコクジンの採用について一番難しい、
    また、一番大事なところといっても過言ではないのが、
    このプレゼンテーションです。

    なぜ大事か。
    それは、ちゃんと事前準備の時間を与えつつ、
    そのアウトプットを見ることが出来るからです。

    実際、ガイコクジンは、日本人に比べて、
    当然のことですが、日本語が上手くありません。
    面接だと、その瞬間瞬間の受け答えで判断せざるを得なく、
    しっかりしたジアタマを持っていたとしても、
    ちゃんと表現できるとは限りません。
    実際、我々日本人だって、英語で面接を受けたとすれば、
    同様ですよね。

    その点プレゼンテーションは、
    その内容について、どれだけ準備をかけ、どれだけ調べ、
    どんな形であれ、相手を理解させる、
    また納得させる内容を創りだせるか。
    また精度が高いものを創れるか。
    それは本人がどれだけ真剣に時間をかけて用意したかに
    かかります。

    その点、事前に課題を与えるプレゼンテーションは、
    ガイコクジン採用には、一番効果的だと判断できます。

    勿論、経験や実績も大事なことですが、
    やはり採用してから、その人間が伸びるか伸びないか。
    本当に、真剣にこの仕事をしようとしているのか。
    そのことが良く見えます。

    前回の繰り返しになりますが、
    いくら日本語が上手いからといって
    仕事が出来るとは限りません。
    また誠実かどうかはわかりません。

    単純労働ならまだしも、知的労働をさせるのであれば、
    必ず、準備期間を与えたプレゼンテーションをさせるべきだと
    私は考えます。
      


  • Posted by 野口晃一 at 14:17Comments(0)

    『ガイコクジン』と仕事をするということ part.5

    2013年08月10日

    残暑お見舞い申し上げます。
    立秋を過ぎたというのに、暑さ厳しい日が続きますね。
    暑さ寒さも彼岸まで。
    この言葉も通じなくなってしまうのでしょうか。
    季節感は無くなってもらいたくないものです。

    早速ですが、今回はパート5ということで、
    面接についてみていきたいと思います。

    弊社は基本的に一次面接は、メンバーにやって頂くことにしています。
    人のふり見てわがふり直せ、ではないですが、
    メンバーにやってもらうことにより、メンバーの成長も期待できるからです。
    経営者の中には、すべて自分が、という方もいらっしゃいますが、
    そこは人それぞれだと思います。

    日本人とガイコクジンの面接の違い、
    一番気をつけなければならないのは何か。
    それは“コトバ”です。
    実際、ガイコクジンにとって、日本人より必ず劣っているものは
    コトバ、日本語です。
    これは白日の理です。

    大体ガイコクジン採用で失敗する企業は、
    “日本語が出来る”=優秀
    と捉えて採用を進める企業です。
    これは99%間違いであると言っても過言ではありません。

    日本語が上手いからといって、仕事が出来るわけではありません。
    日本人でもそうですが、TOEICの点数が高いからといって、
    仕事が出来るわけではありません。
    その国に長くいれば、いやでも語学は上達しますし、
    また、文学部や外国語学部に所属していたら
    コトバについてアドバンテージがあるのは当たり前です。
    そこは注意すべきです。

    では、どのように面接をすべきか。
    それは、事前に質問を先方に伝えておいてあげるべきだと思います。
    しっかり準備をしてくる人間は、その質問に対して熟考し、準備してきます。
    事前に準備をしっかりしてくる人間、それはそれなりの人間であり、
    仕事をさせても同様に事前に準備をするでしょう。
    もちろん、面接官がその国のコトバを多少知っておいてあげることも
    必要かとは思います。

    また、以前も言及したと思いますが、
    将来の本人のビジョンを聞くことも非常に重要です。
    実際、よく考え、行動している人間は、国籍問わず、
    ビジョンがしっかりしています。
    何がやりたいかよくわからない、おカネを稼ぐために
    直前の仕事をこなしている人間は、所詮おカネで動きます。
    それが、転職等ならまだしも、汚職などしたらば、目も当てられません。

    しっかり本人のビジョンを確認しつつ、
    自分の所属する会社の方向性と合っているか、
    また合わせることができるかをしっかり見極め、
    ミスマッチ、採用費用の無駄使いにならない様にすべきかと存じます。

    あと、みつごの魂100まで、ではないですが、
    ある程度、人間の根底にあるもの、
    遅刻癖があるとか、虚言癖があるとかそのあたりは
    早々にかわりません。
    日本人はどちらかというと、欠点を直すように教育されていますので
    ある程度改善の余地はありますが、
    ガイコクジン、特に中国人は長所を伸ばすよう育てられている傾向があります。
    そのため、短所は何度言っても治りづらい傾向にあります。
    組織的に短所をフォローできるシステムがある企業は、
    何とかなる部分はありますが、従業員数が少なくその人に依存する業務が
    多い企業であれば、いくら長所が素晴らしくても採用すべきではないと考えます。
    会社によるとは思いますが、十分に注意すべきです。

    会社も人も十人十色。
    正解はないかと思いますが、
    日本人との違いをよくよく理解したうえで
    面接をし、その中で実際自分の会社で働ける人間を選ぶべきかと
    思います。
    これからますます国際化は進みます。
    人は石垣人は城。
    会社は人により成長もしますし衰退もします。
    いい人材、しっかり採用していきましょう。

      


  • Posted by 野口晃一 at 13:49Comments(0)