たまりば

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プロフィール
野口晃一
野口晃一
BizAsia(ビズエイジア)株式会社経営。
深夜特急に憧れてアジアを旅する学生時代。
香港の活気、ベナレスの混沌、アンコールワットの
静寂。。。そんなアジアが好きです。
中央大学を卒業後、カード会社で人事を11年間。
在職中に亜細亜大学大学院にてアジア人事のテーマで
論文を発表しMBAホルダーに。
日本酒フリーク。体育会系飲んべえ。1升は空けます。
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Posted by たまりば運営事務局 at

日本が観光立国になるためには? no.13

2015年05月30日

5月も間もなく終わり。
今日は東京では30度近くに。
ビールのおいしい季節になってきますね。

先日、とある大学のセミナーのお手伝いをさせて頂きました。
グローバル人材育成セミナーという内容です。

日本企業も日本だけでビジネスを完結することは
ほぼ不可能な時代。
モノを作る事もモノを売る事も、必ずと言っていいほど、
いろんな国が絡んできます。
そんな中、日本が、日本企業が国際競争に勝つためにも
グローバルに活躍する人材が必要。
その人材育成をどの様に行うべきか。
先進企業がどのような対応をしているのか。
そんな内容のセミナーです。

実際、様々な企業が様々な課題に直面しています。
まだまだ会社自体がグローバル化に対応できていない企業、
グローバル化の波につかりながらも、採用自体に困っている企業、
採用は何とかなるものの、定着率が悪い企業、
定着はすれど、まだまだ活躍できるような環境を整えられていない企業など。
温度差、段階差はあれど、課題の無い企業など無い状況です。

ひとことで括ってしまうと、
どの段階においても、結局、
『コミュニケーション不足』『発信不足』が原因なのかもしれません。

懇親会でとあることを
おっしゃっている企業人事の方がいらっしゃいました。
『日本人は言わずもがなが多すぎる』

正にそうなのかもしれません。
『言わなくてもわかってくれるだろう』
『言わなくても動くべきだ』

ある意味、阿吽の呼吸、空気を読むということは
日本の美徳だと考えます。
ただ、その美徳が通じない。
そんな環境もある事も事実。

まず何でも口に出してみることから
また、それがもとでいざこざになったとしても、
それはそれ、これはこれと割り切る考え方。
それが日本人には必要なのかな、
そう考えます。

  


  • Posted by 野口晃一 at 16:18Comments(0)

    日本が観光立国になるためには? no.12

    2015年05月01日

    みなさんこんにちは。
    一部の方は、ゴールデンウィークのお休みに
    入られている方も
    いらっしゃるのでは、無いでしょうか?
    この時期は、本当に過ごしやすく、いい時期ですよね。
    是非、良い休暇を取って頂きたいものです。

    先日、観光庁から
    2014年の『訪日外国人の消費動向調査』が発表されました。

    全体的な数字ですが、
    平成26年
    訪日外国人数       1,341万人(前年比29.4%増)
    訪日外国人の旅行支出 151,174円(前年比10.6%増)
    訪日外国人旅行消費額 2兆278億円(前年比43.1%増)

    となり、人数金額ともに前年と比べ、大きく伸びました。

    なぜ日本に旅行に来るのか、との質問に、
    やはり、円安によって、日本=今がお得との考え方を持っている
    外国人が多くいます。

    実際、どれだけお得か、それを今回見ていきたいと思います。
    中国の所得水準と円安の構図を見て頂ければ、一目瞭然です。

    例えば、中国の所得水準が年10%成長とし、
    円と元のレートを推移と合わせて見てみましょう。
                  2010年   →   2015年
    レート        1元13.35円     1元19.57円 
    所得            100          161
    レート×所得       1335         3151

    以上の数字を見ての通りです。
    仮に日本旅行の飛行機代が、1335とすれば、
    2010年は、1335の金額をすべて飛行機代に消えてしまったものが、
    5年後の2015年には、1335を飛行機代に使っても、
    残り1816もお土産に使うことが出来るのです。

    実際、飛行機代はLCCのおかげで、
    2010年よりも今の方が、安くなっています。
    ビザの緩和もあります。
    これは観光客も、消費額も増えるはずですよね。

    円安はいつまで続くかわかりませんが、
    LCCはさらに増えることでしょう。
    また、なんだかんだと中国は7%の成長。
    さらにこのお得感は続くことと思います。

    今年1年どれだけ観光客が増え、どれだけ消費額が増えるか。
    見守っていきたいものですね。

      


  • Posted by 野口晃一 at 19:04Comments(0)