たまりば

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プロフィール
野口晃一
野口晃一
BizAsia(ビズエイジア)株式会社経営。
深夜特急に憧れてアジアを旅する学生時代。
香港の活気、ベナレスの混沌、アンコールワットの
静寂。。。そんなアジアが好きです。
中央大学を卒業後、カード会社で人事を11年間。
在職中に亜細亜大学大学院にてアジア人事のテーマで
論文を発表しMBAホルダーに。
日本酒フリーク。体育会系飲んべえ。1升は空けます。
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Posted by たまりば運営事務局 at

中国の好況ってホント?

2010年12月29日

正月休みが近づくと車の往来も減ってきて
少し空気が澄んでいる感じがします。
お正月は晴れ渡る空。
響く羽子板の音。
いいですね。

前回のブログで、アジアの国々が好況だというお話をしました。
まずは中国を見ていきましょう。

ここ10年、中国は平均的に9%程度の成長を続けています。
日本は平均的に1%程度ですから、
10年前の比較をすると
中国は2.4倍、日本は1.1倍ということになります。

ざっとですが、中国ではお給料が10年前と比べて2.4倍、
日本は1.1倍になったということなんですね。
この中国の経済成長は10年は続くとみられています。
逆に日本は人口減により経済は縮小、マイナスになってしまうと
観られています。

人が減れば、モノが売れなくなる。給料も下がる、
人が増えればモノが売れるようになる。給料が上がる。
簡単な理屈ですね。
勿論、例外もありますが概ね間違ってないかと思います。

その中国の経済を支えているものが、世界の工場といった製造業です。
現在では、世界の工場から、世界の市場に変貌しつつあります。
日本の10倍の人口、世界の1/5の人口を持つ国です。
みんなモノを売りに来ますよね。

消費の中心は、80後(パーシーホウと読みます)と言われる
30歳ぐらいの若い層です。車を買ったり、日本製品を買ったり、
家を買ったり。。
実際日本の30歳はお給料が上がらず、節約志向に走る中、
中国の30歳は、消費意欲旺盛です。
中国では毎年10%近くお給料が上がります。
ある意味不安なくお金が使えますよね。
経済が回る理由がわかります。

ただ、その反面、経済格差の問題も出ています。
景気が良くなると、もちろん物価も上がります。贅沢もします。
地方の所得が少ない方はその経済成長についていけて
いない現状があります。
リンゴなどは前年比5倍となって、庶民では買えないという
状況になっているそうです。

国としてはまだまだ伸びるでしょう。
ただ、地方はついていけていない。
そんな問題が浮き彫りになりつつある中国です。
  


  • Posted by 野口晃一 at 12:48Comments(0)

    2011年は『海外で需要が拡大』します。そのためには?

    2010年12月26日

    クリスマスも終わり、もう年の瀬ですね。
    気の早い方は、早くも門松の用意を
    しているのではないでしょうか?

    自分が子供のころは門松に国旗、というのが定番でした。
    最近国旗を掲げると、なんか変に右翼っぽく思われるのは、
    なぜなのでしょうね。
    自分たちの国の旗や国歌に敬意を示す。祖先に対し感謝の意を
    示す。当たり前のことだと思います。

    今日、日経新聞に経営者100人アンケートの記事がありました。
    2011年の損益見通し(儲かりそうかどうか)が『改善される』と
    答えた経営者の内、約8割が、『海外での需要拡大』、
    海外でモノが売れそうだから、と答えたそうです。

    日本国内は、まだまだ就職難に象徴するかの様に
    まだまだ厳しい状況が続くとは思います。
    実際、アジア各国は軒並み経済成長が8~10%。
    片や日本は、実質的にはマイナス成長です。
    言ってみれば、アジアのヒトは前年よりお給料が10%くらい上がり、
    日本のヒトはお給料が下がる、という状況が続いています。

    アジアは好況状態にあると言われます。
    片や日本の状況はデフレスパイラルと言われます。
    日本は給料が下がる、だからモノを買わない、またモノが売れない。
    そういう状況が続いています。アジアでは日本だけがこの状況に
    陥ってます。この様な状況を打破しないと、
    益々就職難や市場の収縮化が続きます。

    どうすれば打破できるか、それを一人一人が考えていきたいですね。
    次回のブログでは、アジアの国々がなぜ好況状態(景気がいいか)、
    何が流行っているかを見ていきましょう。
    そこにビジネスチャンス(商売)があるかもしれません。
      


  • Posted by 野口晃一 at 16:56Comments(0)

    世界酒豪ランキング!

    2010年12月23日

    忘年会シーズンですね。
    自分もお酒は好きで、というか、かなり飲む方です。
    酒は飲んでも飲まれるな。ですね。

    昨日、キリンホールディングス2009年の世界主要国の
    ビール消費量ランキングが発表されました。

    日本は何位だと思いますか?
    さあ、見てみましょう。

    1 中国   4219万キロリットル
    2 米国   2451万キロリットル
    3 ブラジル 1048万キロリットル
    4 ロシア  1000万キロリットル
    5 ドイツ   898万キロリットル
    6 メキシコ  640万キロリットル
    7 日本    598万キロリットル
    8 英国    468万キロリットル
    9 スペイン  332万キロリットル
    10 ポーランド 322万キロリットル

    さすが、人口が多い中国。なんとこの数字は7年連続の首位だそうです。
    経済成長と同様に伸びており、前年比7.8%伸びです。
    日本はちなみに2.1%減少し、5年連続減っています。

    では、一人あたりで見るとどうでしょうか?
    この10か国限定で考えると、
    (単純に人口での割り算)
    1 ドイツ   110リットル
    2 ポーランド  84リットル
    3 米国     78リットル
    4 英国     76リットル
    5 スペイン   73リットル
    6 ロシア    70リットル
    7 メキシコ 58リットル
    8 ブラジル  54リットル
    9 日本     47リットル
    10 中国    31リットル

    とドイツがダントツの首位でした。さすがドイツ。
    日本は47リットル。案外少ないと思うのは私だけでしょうか。。
    ちなみに自分は年間400リットルは飲むと思います。。。


    ビール!  


  • Posted by 野口晃一 at 16:03Comments(1)

    真の国際人、信の政治家とは

    2010年12月21日

    今日は新聞を読んで思ったことをちょっと書いてみます。


    大和君は小学生。隣の家の華子ちゃんと同級生です。
    小学校では2人は仲良しです。

    なのに、大和君と華子ちゃんの両親はいつも喧嘩ばかりしています。
    両親だけで喧嘩してくれればいいのですが、
    両親はいつも華子ちゃんの親の悪口を大和君に言います。
    華子ちゃんの両親も大和君の親の悪口を華子ちゃんに言うそうです。
    お互い良いところはあるはずなのに、良いところはあまり言いません。
    その内まだ幼い大和君の弟は華子ちゃんのことを悪い人だと思い始めました。。。

    現在の日中関係を簡単に比喩してみました。

    子供の将来を考えると、この親の態度はどうでしょうか?
    大和君と華子ちゃんは仲良くいられるでしょうか?

    賛否両論はあると思いますが、
    本来は、将来に向け、両親同士仲良く出来る様にすることが
    将来、次世代に向けてプラスになる事かと思います。
    確かに経済的なものや利害が絡むこと、
    それはいつの時代でもあります。

    他人を批判することは簡単で無責任。
    批判するのであれば、最終的に代替案がなければいけません。
    異文化を超え、仲良く努力することは苦労もします。
    でもそれは、将来に平和をもたらします。

    アジアはこれから益々大きく、ボーダレスになって行くでしょう。
    鎖国するならいざ知らず、どんな国でも付き合っていかねばなりません。
    アジアのため、日本のために出来ることをする。
    そのために政治、民間交流もあると考えます。

    昨日、日中関係について丹羽中国大使が、
    「両国は住所変更も出来ないし、夫婦以上に別れることも出来ない」
    「仲良くしていくしか選択肢はない」と発言しました。
    さすがに商社でトップを張った方だと思います。
    国内で内輪もめしている政治家よりも、この様な大局を見て努力する方こそが、
    “真”の国際人であり、“信”の政治家だと思います。
      


  • Posted by 野口晃一 at 12:03Comments(0)

    アジアの経済力

    2010年12月19日

    もうめっきり冬ですね。
    炬燵に入って鍋を食し、熱燗。窓の外には月明かり。
    最高ですね。

    最近、経済はアジア地域を中心に回っている、と言われます。
    実際、アジア経済がすごい、と言っても実感がわかない、
    と思われます。本当にすごいのです。
    どれだけすごいのか、ちょっと数字を上げて見てみましょう。

    1.中国の1年の新車販売台数は1800万台
     今年1年の中国での新車販売台数は1800万台に達する見通しです。
     これは世界一の数字です。
     日本はちなみに500万台程度。
     まだ中国には道路の整備が出来ていない地域があります。
     整備されれば、もっと販売台数は増えることでしょう。
     
    2.インドの携帯電話契約数はひと月1500万台増
     ひと月ですよ。ひと月。まだまだ携帯電話を持っていない人が
     それでも5億人近くいると言われています。
     まだまだ売れる。まだまだ広がる。
     ちなみに日本は11月単月の純増は約49万台。
     単純に30倍。もう桁違いです。

    実際、企業は売れる地域で売れるモノを作ります。
    その方が効率もよく、大量生産することによりコストも安くなるからです。
    今後、日本より、中国やインドで大量にモノが売れるとなると、
    その地域での仕様をメインにモノを作ることとなります。
    そのうち、日本市場にも、中国仕様の車、インド仕様の携帯電話が
    輸入されてくる時代が来ることになるでしょう。

    人口が多いということはそれだけ、国力も強い。
    アジアの市場はもっともっと広がることでしょう。


    発展著しい上海
      
    タグ :アジア


  • Posted by 野口晃一 at 16:04Comments(0)

    日本人と中国人の時間感覚の違い

    2010年12月18日

    ご無沙汰しております。
    ちょっと自社のホームページ作成や年末の諸々にかまけて
    1ヶ月もブログをさぼってしまいました。。。
    継続は力なりのはずが。。
    すみません。


    自分はビジネス中国語のスクールやっています。
    あまり、『概してXX人は、、、』ということは言いたくはないのですが、
    やはり、日本人と中国人と感覚の違いがある時があります。
    今日は、『時間の感覚』についてお話をしましょう。

    先日、講師の一人が、
    『明日は病院に午後から来ます』と言って帰っていきました。
    翌日、13時を過ぎても来ません。
    14時にも来ません。少し不安、イライラしてきました。
    ようやく、14時半になって来ました。
    悪びれる様子もないので、
    『午後って何時のことを指していたのか』
    聞いてみました。

    そうです。
    日本では『午後』にというと12時からせいぜい14時。
    みなさんもそのような認識だと思います。
    でも、中国では『午後』というと14時から16時くらいの感覚。
    彼からすれば、午後も早い時間に来た、という感覚なのです。
    12時から14時くらいはお昼、という感覚とのことでした。

    やはり時間や感覚は数字で表した方がいい。
    自分の常識は他人の常識、ましてや国が違えばもっと違うんだろうな、
    と実感しました。

    時間でさえ違うのですから、『数日後』とか、
    『しばらくぶり』とか、『少しの間』とかはかなり違うのでしょうね。
    今度ちょっと試してみたいと思っています(笑)。
    皆さんの方でも日中の違いを試してみたい、
    なんてことがあれば、こそっと連絡してください。
    試してみます。
    そしてまたブログでお話しますね。


    日本と中国感覚の違い  


  • Posted by 野口晃一 at 16:10Comments(0)