たまりば

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プロフィール
野口晃一
野口晃一
BizAsia(ビズエイジア)株式会社経営。
深夜特急に憧れてアジアを旅する学生時代。
香港の活気、ベナレスの混沌、アンコールワットの
静寂。。。そんなアジアが好きです。
中央大学を卒業後、カード会社で人事を11年間。
在職中に亜細亜大学大学院にてアジア人事のテーマで
論文を発表しMBAホルダーに。
日本酒フリーク。体育会系飲んべえ。1升は空けます。
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Posted by たまりば運営事務局 at

FTAとEPAとTPPって何?

2010年11月13日

最近ニュースで国の枠組について、
いろんな話が持ちあがっています。

今日はAPECが横浜で開催されており、
昨日は韓国でG20が行われていました。
そんな中、新しい言葉が出てきています。
今日は、FTAとEPAとTPP、
その言葉についてご説明していきましょう。

FTA
自由貿易協定(Free Trade Agreement)
モノやサービスの貿易の自由化ということです。
輸入したり、輸出したりする時に関税という、貿易に関する税金がかからなくなり、
原則自由に貿易ができるようになるというものです。

EPA
経済連携協定(Economic Partnership Agreement)
FTAに加え、ヒトの移動や投資や、
国同士の協力等を含めて締結される大枠での協定をいいます。

TPP
環太平洋戦略的経済連携協定(Trans-Pacific strategic economic Partnership agreement)
太平洋を囲む国同士で自由な貿易をしましょう、というものです。
それに加えて、すべての商品に関税をなくしましょう、とか、ヒトの移動を
自由にしましょう、ということです。
実際導入されると、経済は活性化されます。
ただ、弱い分野においては他の国の
サービスや商品が入ってくることにより、競争にさらされ、
衰退していってしまうことがあります。
農業や、国で守られているサービス等は難しくなるケースがあります。

ご理解できましたでしょうか。
なかなか難しいですよね。

今日はここまでにして、
次回はこの経済の枠組みということについて話をしたく思っています。
では!  
タグ :アジア経済


  • Posted by 野口晃一 at 16:30Comments(0)

    上海蟹は元気なものを!

    2010年11月10日

    この時期に美味しい食べ物。
    ギンナンやキノコ、それに新物のイクラ。
    考えるだけでおなかが空いてきますね。
    やはり四季があるっていいことですね。

    中国での旬の食べ物。
    それは大閘蟹(ダージャーシエ)こと上海蟹です。
    今日はその上海蟹の基礎知識をお話ししましょう。

    上海蟹はオスとメスで旬が多少違います。
    メスは卵をたくさんもっている10月下旬、
    オスは寒くなって太るといわれる11月初旬以降が
    旬となります。ですので、今となってはオスを食べるのがよいと思います。

    選び方ですが、サカサマにして元気よく起きた方が美味しいと
    言われます。基本的に上海蟹は生きたまま売られます。
    死んでいるのは、まず選ばない方がいいでしょう。
    中国の市場に行くと、大抵は1匹1000円するかしないかだと思います。
    もちろん大きければ高いですし、小さければ安いです。

    食べ方ですが、日本人はどうしてもけちけちしちゃうので、
    足の身まで食べたくなってしまいますが、
    現地のヒトはあまり足を食べません。
    おなかの真ん中を割って、
    おなかの身、卵を食べます。
    ちょっと見栄を張って足は残しましょう。

    お酒は紹興酒がベスト。
    やっぱり地のものには地のお酒。
    たまらないですね。

    おなかが空いてきました。
    秋、みなさんも美味しいものをたべてくださいね!
      
    タグ :中国食べ物


  • Posted by 野口晃一 at 11:19Comments(2)

    マイケルとマイコー

    2010年11月07日

    『まいけるじゃくそん』
    思わず、一瞬、なんだ?と思ったとおもいます。
    日本語って便利なもので、外来のものはカタカナを使って
    表すことができます。
    『マイケルジャクソン』
    こう書くと、しっくりきますよね。

    でもこれは、外国人に言わせると、
    「だから日本人は発音がよくならないんだ」
    と言われます。

    確かに皆さんも外国人と話して、
    真意が伝わらなかった経験は
    多数おありかと思います。
    マイケルは英語の発音的には、マイコーに近いですよね。
    それは英語だけでなく、中国語でも言えます。
    中国語の“オ”の音は日本語の“お”の音より
    かなり強く口を広げての、“オゥ”だったりします。
    カタカナで覚えてしまう。その癖はなかなか抜けません。

    今後、英語教育が小学生から始まるとのこと。
    折角やるのであれば、その発音の違いについて、しっかり教えて
    もらいたいものです。
    でなければ、使える英語ではなく、結果的に受験英語を強化するだけ、
    という結論になってしまうかと思います。

    カタカナ英語からの脱却。
    その言語での発音を学ぶこと。
    それこそが本当の語学教育の一歩。

    これから、日本人がアジア、世界に羽ばたくためにも、
    少しでもアドバンテージが持てる様語学は頑張りたいものです。  


  • Posted by 野口晃一 at 17:23Comments(0)

    この中国語読める?7 解答!

    2010年11月04日

    この中国語読める7の解答です。
    読めた方はいらっしゃいましたでしょうか。
    さあ、早速見ていきましょう。

    1. 走
     “走”は中国語では、“歩く”という意味です。
     日本とは全くの逆の意味になります。
     ですので、遅刻している時に
     “走っていきます”という意味でメールなんか送ってしまうと
     “遅刻しているのに歩いてくるなんて何事だ!”
      というふうになってしまいます。

    2.麻雀
     日本だと、マージャンですよね。
     ですが中国では、単に“スズメ”という意味になります。
     中国でいうマージャンは“麻勝”と書きます。
     
    3.老婆
     日本では“オバアちゃん”ですが、
     中国では“女房”という意味になります。
     ですので、もし中国の友人がウチの“老婆が”と言っても
     オバアちゃんと思わないでくださいね。
     逆に、自分の妻が“老婆”って言われたら、
     ちょっと誤解を生みますよね。。

    4.祝
     これも面白くって、“祝”と書いて、“願う”という意味になります。
     病気になった時に、友人から“祝回復”ときたら、
     オイオイ、まだ治ってないよ、
     となりますが、これは、快癒祈願だと思ってください。

    本当にどこでどう間違って、日本に伝わってきたのか。
    面白いものです。
    そんなこんなで、中国語なら筆談でならなんとか、
    と言われることがありますけども、
    大きな落とし穴があることがあります。
    充分に注意してくださいね。
    では、また!  
    タグ :中国語


  • Posted by 野口晃一 at 15:27Comments(0)

    この中国語わかる?7

    2010年11月03日

    今日は行楽日和ですね。
    文化の日と言えば、思い出すのは天下市です。
    府中に住んでいた頃は、
    この日が待ち遠しかったものです。
    自転車でよく行きました。

    もじ蔵のオムそばやウインナー、
    留学生たちが作ってくれる、ヘタウマなチヂミやパッタイ(笑)。
    思わずビール。
    それに学生プロレス。
    今でもやっているのでしょうか?

    お昼前、思わずお腹が空いてきてしまいました。
    早速ですが、今日は、前回がちょっと話がカタかったので、
    久しぶりに、“この中国語わかる?”をやっていきましょう。

    1. 走
     走ると書きますが、実は違うのです。
     これは、ある意味驚きです。

    2.麻雀
     日本だと、マージャンですよね。
     でも違います。まあ、図柄にあることはありますが。

    3.老婆
     これも、思わず。
     日本と中国では大違いです。
     使い方を間違えると大変!

    4.祝
     おめでとう!ってわけではないんですよ。
     もう少し前の段階です。

    漢字はその名の通り、中国から伝わってきたものなのですが、
    どこでどう間違えたか、違って伝わってしまったようです。
    面白いものです。

    答えは次回に!

    わかるかな?  


  • Posted by 野口晃一 at 12:44Comments(0)

    アジアの枠組み2

    2010年11月02日

    昨日、アジアの枠組みということで、
    ちょっと難しい話をさせていただきました。
    今日は、その第二弾です。
    次回は、またゆるいお話にしようかと思っています。
    少し、我慢して読んでください。

    ASEAN、ASEAN+3、東アジアサミットより大きな枠組みとして、
    “ASEAN拡大防衛相会合”というものがあります。
    この会合は名前の通り、国防に関する話をする会合です。
    この会合には、大国アメリカとロシアが加わります。
    世界の陣営は、どうしても2つに割れることが多く。
    その時には必ず、この2国をいろんな国が引っ張り、
    勢力を強めようとするのが現実です。

    どちらが正しいということは、各国国益がある以上なく、
    ただ、各国としての利益のため、また大きな紛争に
    ならないために親分格が出てくる、必然的な結果です。

    それより大きくなると、もうアジアとは言い難くなるのですが、
    APECというものがあります。
    日本語だと“アジア太平洋経済協力”といいます。
    カナダやメキシコなど、太平洋に面する国が参加します。
    このAPECは、国際的に、フォーマルな会合ではありません。
    このあたりにどうしても本音と建て前が出てきます。
    簡単に言えば、
    “商売のためにあんまり政治の話をせずに近所で話し合おう”
    というような組織です。
    週末に京都で開かれますので、どんなことが話し合われるか、
    今回の話をみてみてください。

    やはり国であっても、大人げない、と思われるようなこと
    理不尽だと思うことが発生します。
    当事者間同士ではどうしても解決できないこと、
    また他勢力に対抗するために協力し合わなければならないことが出てきます。
    その国を知ることが大事だと昨日お話しました。
    さらに発展して、国同士の関係を見ることによっていろいろ見えてくることが
    あります。
    意識して見ることによって、国の形も見えてきます。

    自分ももっといろんな国のヒトとコミュニケーションをとって
    今まで以上に正しい知識を身につけたいと思っています。
    また日本人として尊敬されたいと思っています。
    これからますます世界は広がり、距離は近くなります。
    いろいろ一緒に学んでいきましょう。
      
    タグ :アジア


  • Posted by 野口晃一 at 09:40Comments(0)

    アジアの枠組み

    2010年11月01日

    最近はアジア情勢が活発になってきています。
    自分の学生時代は、アメリカがナンバーワンであり、
    学問にしても経済にしてもアメリカさえ見ていれば、
    という時代でした。
    新聞やニュースでも基本的には、アメリカ、そしてヨーロッパ。
    その軸がアジアに移りつつあります。

    今日はちょっとアジア全体に視野を広げて、アジア全体の枠組みについて
    お話をしましょう。
    ちょっと難しいですよ。

    今アジアにはいろんな枠組みがあります。
    そのひとつが、“ASEAN”です。
    東南アジア諸国連合という風に日本で呼ばれています。
    東南アジアの10か国の国々が加盟しています。
    簡単に言うと、その10か国が、経済や安全保障などで協力していきましょうね、
    という組織です。
    日本はこの枠組みには参加していませんが、協力関係にあります。
    同様に韓国や中国も参加はしていませんが、協力関係にあります。
    この日本と韓国、中国を加えたものが、“ASEAN+3”と言われるものです。
    やはり、各国はいろんな思惑があり、仲良しの国を仲間に入れようとするんですね。

    もう少し拡大するとインド、オーストラリア、ニュージーランドが含まれて
    “東アジアサミット”、という枠組みになります。
    この枠組みは、将来的に大きな共同体を作ろう、
    という意図で作られた枠組みです。
    オーストラリアも?と思うかもしれませんが、今度地図を見てみてください。
    結構近いんですよ。

    まだまだ、枠組みはありますが、今日はここまでとしましょう。

    あまり政治的な話は突っ込みたくはないですが、
    世界が広がっていくと、2国間だけでは解決できない問題が出てきます。
    そんな時、どの枠組みでどう解決していくかが大事になります。
    もちろん、国である以上、国益を守らなければなりません。
    孤立していては誰も助けてはくれません。やはり味方が必要です。
    自らの国を知り、そしてほかの国も知りましょう。

    ともあれ、世界に目を向けるといろいろ見えてくることがあります。
    自分なんかはお酒が好きなので、お酒を通して国を見てますが(笑)。
    とにもかくにも楽しんで見ていきましょう!
      
    タグ :アジア


  • Posted by 野口晃一 at 18:05Comments(0)